ニュース,決済,家計簿
(写真=PIXTA)

メディアで目にする機会の増えたFinTechだが、20代~50代の男女800人を対象に行った調査で、認知度は20%にとどまることが分かった。

調査はジャストビジネスがスマートフォンの所有者を対象に行った。

ネット決済も利用経験者は24%ほどで、スマートフォン所有者の間でもまだまだ浸透しているとは言い難い。しかし、利用したことがない人の中でも、「利用してみたい」(「ぜひ利用してみたい」「機会があれば利用してみたい」)と答えた人は45%と半数近くいるため、今後利用がもっと伸びる可能性があるだろう。

クラウド家計簿の利用率は1割強

一方で、8割前後の人が既存の銀行の手数料や営業時間に不満を抱いている。送金や現金引き出しが手数料なしで行え、複数の銀行口座をまとめて管理できる「ネオバンク(銀行代替サービス)」には、7割以上の人が「利用してみたい」(「ぜひ利用してみたい」「機会があれば利用してみたい」の合計)と答えるなど、期待を寄せていることも分かった。

また「クラウド型家計簿」は使ったことがある人が1割強おり、4割が興味を持つものの7割以上がセキュリティに不安を感じると答えている。やはり銀行やクレジットカードのIDやパスワードを一つのアプリに集約すること(アグリゲーション)に対しては慎重な意見も多く、セキュリティ面に対する理解が今後のサービス普及のカギといえそうだ。( FinTech online編集部 )

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