バイクリメンツ(東京都港区)は3月31日、ビットコインの売買を目的とした取引所「Lemuria(レムリア)」を開設した。
レムリアは最短10分で取引開始可能で、取引は100円からできる。世界標準のセキュリティ技術を採用していることやメールアドレスの登録のみでビットコイン建ての入金と売買ができる点なども特徴としている。ビットコインに親しみの少ない人でも、誰でも簡単に取引ができることを目標に開発したという。
今後、取引所の機能拡張としてレバレッジ取引を導入するほか、国内でのビットコイン決済機会を増加させるための施策を展開していく予定という。
バイクリメンツは2015年12月に設立。仮想通貨を取り扱うサービスの開発に取り組んでいる。仮想通貨、決済領域に精通したメンバーで構成され、アドバイザリーボードとして、欧米の大手ビットコイン取引所に在籍していたエンジニアを招へいしている。
「bitFlyer」や「coincheck」など、国内でもビットコイン取引所が増えてきている。フィスコもビットコイン取引所の運営会社「フィスコ・コイン」を4月に設立すると発表している。
日本では現在、仮想通貨の規制などに関する法改正案を閣議決定されており、改正に至った場合、仮想通貨は決済手段の1つと位置づけられることになる。これによって国内では今まで取り扱いが曖昧であった仮想通貨が金融庁の管轄となるとともに、法整備が進むことで、業界全体が成長すると期待されている。( FinTech online編集部 )
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