カジノ実施法が成立し、日本にカジノが誘致されることに現実味を帯びてきた。日本ではパチンコが主流だが海外ではカジノが庶民の娯楽の一つになっている。もちろん日本にはまだ正式なカジノ場が存在しない為、ゲームの種類や遊び方がよく分からない人も多いだろう。
国内外のメディアが映し出すカジノの本場ラスベガスやマカオのイメージは「豪華」「オシャレ」「きらびやか」といった別世界としてのイメージが強いだろう。
カジノでの金儲けを意識し過ぎて「負ける」という結果を想定外にしてしまっている人もマナーNGギリギリの行動を取るかもしれない。
今回はカジノデビューする人がついついやってしまうカジノ場でのマナーNGを例に、知っておくべきカジノ場での「恥をかかない5つのマナー」を取り上げる。
目次
1.同じスロットに長時間居座るべからず
スロットはテーブルゲームのバカラやルーレットのようにディーラーが台を回して参加者が大勢いるという環境とは異なる。周りに邪魔されないソロ・プレー(一人で楽しむ)ということもあって必要以上に没頭してしまう傾向があるのだ。
昼間はさほどでもないが夕方以後の混雑時「もうちょっとでツキが回ってくるぞ」そう信じて長時間同じマシンに居座るのは恥ずべきマナーNGだ。
カジノゲームの中でも初めての人がすんなり入れるのがスロット。およそ日本円で数百円から気軽にスタートできるゲームともあって長時間遊べるのも魅力の1つである。
もちろんスロットで遊ぶ制限時間など毛頭ないが、特に混雑時で後ろで待っている人がいる場合はその状況を無視して台を占領し続けるのは具合が悪いのだ。 周りの状況を見て、長時間同じスロットを占領することは、マナー違反だということを認識したい。
2.複数のスロットを占領するべからず
スロットフロアが比較的空いている時にしがちな行動のひとつが「スロット台の浮気」だ。本台を回しながら前後左右の台にも気が移り2台も3台も同時に回すこと、これも恥ずかしいマナーNGとして加えたい。
スロット50台に対して5、6人が遊んでいる早朝のカジノ場ですら、どちらかというと、ちゅうちょする感覚でいて欲しい。「あの台もこの台も自分のもの」と言わんばかりにコインカップで席取りをする……電車の中とか映画館などで似たような光景を見た事はないだろうか。
複数のスロット台の占領はマナー違反だと認識しよう。