おはようございます。大型連休も終わり、ここからは「5月に株を売れ」という5月相場本番ということになりそうです。今週はオプションSQ(特別清算指数)算出や決算発表が出そろうところでもあり、いったん動き出すと大きな動きとなってくるのではないかと思います。
ただ、逆に動き出すまではどっちつかずというか、大きく方向感が出るというよりは16,000円の攻防という感じで保ち合いとなってくるのではないかと思います。決算動向に一喜一憂させられる場面もあるのでしょうが、基本的には買い場探しということでいいのだと思います。買える銘柄、買いたい銘柄の買い場を探してみるといいと思います。
週明けの日本市場は米国株高や為替が落ち着いていることから持ち高調整の買いなどで堅調な展開が期待されます。ただ、積極的に買い上がる材料があるということでもなく、夜間取引などで日経平均先物が売られる場面もあり、先物の動向や為替に振らされて右往左往するのではないかと思います。小型銘柄は値動きのいいものを物色する動きが続くのだと思います。
16,000円の攻防という感じです。為替次第、先物の売り買い次第ということなのでしょうが、芳しくない決算もある程度織り込まれている感もあり、16,000円水準での値固めという状況だと思います。底堅さが確認されると戻りを試す動きもありそうです。
本日の投資戦略
米国の雇用統計も良くもなく、悪くもなく、ということで方向感に乏しい展開となりそうです。ただ、目先的には売られすぎた銘柄なども多く、値ごろ感からの買いが入れば底堅さを確認しての買い直しの動きなどもありそうです。
円高に対する懸念が根強いことから為替動向に振らされることになりそうで、逆に為替の影響が少ない内需銘柄などを物色することになるのでしょう。食品株などのディフェンシブ銘柄などを買いなおす動きが見られれば指数も落ち着いてくるのではないかと思います。
清水 洋介(しみず ようすけ)
証券経済アナリスト。大和証券、ソシエテジェネラル証券、マネックス証券を経て投資情報サービス会社「ピクシスリサーチ」を設立 (現・
アルゴナビス
)、「チャートの先生」「投資のプロ」として、講演やセミナー活動を活発に開催。テレビや雑誌などでも投資についての解説、講義なども行っている。
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※当記事は、証券投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
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