本日の日本経済新聞では、「割安株に見直し買い」との記事が紹介されています。
日米の金融政策など先行きの不透明要因が増え、下値の不安の小さい銘柄への物色意欲が強まるなか、株式市場でPBR(株価純資産倍率)など投資指標で割安感のある銘柄を見直す動きが出ており、利益の伸びを評価する成長株から割安株に資金が向かっているとのことです。
そこで今回はバリュエーション面で割安で評価の高い銘柄を取り上げてみました。具体的にはPBRが1倍未満で、強気(強気とやや強気の合計)評価の割合が5割超の銘柄をピックアップしてみました。
例えばPBRが0.5倍を割り込んでいる国際石油開発帝石 <1605> では原油価格が戻り基調ということもあってか強気の評価が8割を超えています。また、PBRが0.8倍台の日立 <6501> でも強気の評価が8割となっています。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券
シニア・マーケットアナリスト
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