REIT,リート,投資信託
(写真=Thinkstock/Getty Images)

国内REIT型と海外REIT型の投資信託の資金流入が増えている。モーニングスター <4765> の推計によれば、2016年7月の資金流入額の合計は約2000億円で、投資信託の資金流入額の上位を独占した。

REIT投資人気の理由は高利回りとわかりやすさ?

日本でREIT投資が好調なのには、大きく2つの理由がある。

一つ目の理由は、分配金利回りの高さだ。金利が低下すると、REITを運用している投資法人が、銀行から借り入れ資金があった場合に支払う利息が減り、運用コストが下がる。コストが下がれば、その分を分配金に回せる可能性が上がる。現状の低金利下では、REITの分配金利回りは、定期預金や国債などの利回りと比較すると、非常に魅力的になるわけだ。

二つ目の理由は、商品性と分配金利回りの高さなど特徴がわかりやすく、銀行員や証券マンにとって販売しやすい商品だ、ということだろう。「不動産に投資して、毎月の家賃収入を分配金としてもらうイメージです」と説明すれば、個人投資家にもわかりやすいため、約定につながる確率も上がる。現在パフォーマンスが良いことも、投資家からの人気を支えている理由といえそうだ。

このような背景があり、現在日本で売れている投資信託の多くはREIT型投信なのだ。残高が1兆円を超えるものもあり、日本の個人投資家にとってREIT型投信は、最も身近な投資信託の一つといえるだろう。