「持ち家」を持つことは社会的信用にもつながる
あくまでも私の実感ですが、住宅ローンの審査を受け、住宅を購入するという作業は結構大変です。自分が社会的にどう評価されているかを知ることで打ちのめされることも多かったのですが、大人になった気がしました。そして、会社員のうちに住宅ローンを組めるということが、どれほど大きなメリットだったのか身に沁みました。
ただ、持ち家があるということは、支払いの責任をともなうと同時に社会的信用が一段上がるように思います。「住宅ローンをきちんと払っていこう」という気構えが仕事への責任にもつながります。
家賃並みの返済で抑えられる物件を選ぼう
ただし、無理な住宅購入はおすすめできません。最高でも、いま現在の家賃並みの支払いになる住宅ローンで購入を考えたほうがいいでしょう。いま払っている家賃と、毎月の返済額に管理費等を入れた合計金額が同等であれば、独立いかんにかかわらず、ずっと必要になる金額です。
また、いざとなった時に売却や賃貸が可能な物件かということも視野に入れておく必要があります。いずれにしても金利の問題は大きいので、独立起業するタイミングには住宅問題を頭に入れておいたほうがいいと思います。
四宮 朱美
不動産メキキストとして不動産購入に関するあらゆるサポートを実施。20代で初めてマンションを購入して以来、売却・購入・建て替え等を体験。長年、不動産広告を制作。マンション管理士・宅地建物取引士、FP。
(提供: DAILY ANDS )
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