情報・通信業界のトップはNTTドコモ

業界別にランキングを見ると、電子・電機業界では総合4位のパナソニックがトップとなったのに続いて、2位には総合16位のソニー <6759> の275億円がランクインした。また、総合33位のアップルが185億円で3位に入っており、米国の企業でありながら日本国内でもWebが企業価値を高めていることがわかる。

情報・通信業界では、総合3位のNTTドコモがトップで、これに総合9位のau、総合10位のソフトバンクが続いている。

自動車・バイク業界でトップのトヨタ自動車に続く2位にランクされたのは、総合11位のホンダ <7267> で328億円だった。3位は総合22位の日産自動車 <7201> の251億円となっている。

住宅関連業界でのトップは総合12位の積水ハウス <1928> の294億円、2位は総合17位のパナホーム <1924> で273億円だった。3位には総合24位の大和ハウス工業 <1925> の226億円がランクされている。

Web価値の振るわない市販薬・健康機器

化粧品・トイレタリー業界では、総合15位の花王 <4452> が275億円でトップに立ち、これに続く2位には、かつての「大学翻訳センター」の頭文字を社名に掲げて急成長を遂げたDHCが、総合19位の264億円でランクインしている。また、3位は総合21位の資生堂 <4911> で、254億円だった。

市販薬・健康機器業界のトップとなったのは小林製薬 <4967> だったが、同社のWebサイト価値は59億円で総合順位163位だ。49億円で2位となったロート製薬 <4527> の総合順位が185位、3位の大塚製薬 <大塚HD 4578> も49億円で、総合順位は186位と振るわなかった。

趣味・娯楽・その他の業界では、総合順位67位のTHUTAYA(トップカルチャー ) <7640> が総合順位156億円でトップだった。2位には総合順位83位のベネッセコーポレーション(ベネッセHD) <9783> の112億円が、3位には総合順位114位のソニー・インタラクティブエンタテインメントの89億円が、それぞれランクされている。

全般にWebサイト価値が高く評価されている食品・飲料業界では、総合順位5位のサントリーがトップで、2位は総合順位7位のアサヒビール、3位は総合順位8位のキリンだった。

運輸・レジャー業界ではヤマト運輸(ヤマトHD) <9064> が善戦

トップのANAが総合順位でも1位、2位の日本航空もやはり総合順位が2位という運輸・レジャー業界にあって、総合順位では20位だったヤマト運輸が257億円で3位に入る善戦ぶりを見せている。

流通業界では総合順位14位のユニクロ(ファーストリテーリング) <9983> が280億円でトップ、2位には総合順位29位のイオン <8267> が205億円でランクされている。また、3位は総合順位47位のマクドナルド(日本マクドナルドHD) <2702> の156億円だった。

金融業界トップとなったのは総合順位76位のSBI証券 の128億円、2位は総合順位87位の三菱東京UFJ銀行(三菱UFJファイナンシャルG) <8306> の108億円だった。また、3位には総合順位93位のゆうちょ銀行 <7182> の106億円がランクされている。

最後にエネルギー・素材業界では、総合順位82位のENEOS(JX HD ) <5020> が113億円でトップだった。2位には総合順位98位のコスモ石油 <5007> の102億円、3位には総合順位133位の東京電力(東京電力HD) <9501> の72億円が、それぞれランクされている。(ZUU online 編集部)

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