カイロや風邪薬など、ドラッグストアも活躍しそう

北風が吹く中、身に着けた携帯用カイロを背中に押し付けながら速足で家に戻ってくると、暖かい風呂で体を温めたくなる。もちろんカイロも炭酸の入浴剤も、ドラッグストアで買い求めたものだ。厳冬にはのど飴や風邪薬の準備も欠かせないし、乾燥肌を防ぐ保湿クリームなども、いつも以上に必要になる。

ドラッグストアの銘柄には、カワチ薬品 <2664> 、ゲンキー <2772> 、マツモトキヨシ<3088> 、ココカラF <3098> 、ウエルシアHD <3141> 、クリエイトHD <3148> 、キリン堂HD <3194> 、コスモス薬品 <3349> 、薬王堂 <3385> 、ツルハHD <3391> 、クスリのアオキ <3398> 、メディパル <7459> 、スギHD <7649> 、アインHD <9627> 、サンドラッグ <9989> などがある。

寒暖の差が激しくなると、エアコンを買い替える人も

省エネ志向もあって、そろそろエアコンも変え時だと考えながらもなかなか踏ん切りがつかなかったところへ、「猛暑厳冬」といった声を耳にする機会が増えると、「今年こそ買い替えることにしよう」と決意する人も少なくないはずだ。

エアコン世界トップの座にあるダイキン工業 <6367> は、事業用はもとより、高級住宅やマンションなどでよく利用されている「天井埋め込み型エアコン」でも断トツだ。また、富士通系でエアコンを主力にしている富士通ゼネラル <6755> にも注目しておきたい。

手軽な暖房器具や防寒衣料などにも消費拡大が見込まれる

「冬らしい冬」が消費も促すことも期待できる。手軽な暖房器具のメーカーとしては、コロナ <5909> やリンナイ <5947> 、ダイニチ工業 <5951> 、長府製作所 <5946> などの銘柄が注目されるし、携帯用カイロのメーカーとしては、エステー <4951> やオカモト <5122> などがある。

また、紳士肌着でトップのグンゼ <3002> 、ストッキングやインナー大手のアツギ <3529> 、関東の綿紡績の草分けである富士紡HD <3104> 、綿紡績名門の日清紡HD <3105> 、合繊最上位の東レ <3402> などは、いずれも防寒衣料分野の消費拡大の恩恵を被りそうだ。(ZUU online 編集部)

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