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(写真=Tinydevil/Shutterstock.com)

「お金を貯めるのは難しい」。そう考える方も多いのではないでしょうか。

しかし、お金が貯まらない理由は、何よりもお金を貯めようとしないからではないでしょうか。家計簿を上手に利用して、家計の年間計画を立てましょう。

家計簿というデータを見て計画を立てることにより、貯蓄に結びつく可能性は高くなります。節約上手になれる計画表の作り方をお伝えします。

家計の計画を立てよう

ライフプランは立てているでしょうか。ライフプランとは、お金に関する人生の設計図です。FP(ファイナンシャルプランナー)に頼むことも、自分で作成することも可能です。ライフプランを作成することにより、年間の貯蓄目標額がわかります。まずは年間の貯蓄目標を達成するために、計画を立ててみましょう。その手順を紹介します。

1. 年間計画を立てる
出費には固定的なものと変動的なものがあります。例えば、生命保険など各種保険料・税金・住居にかかる費用などが固定的な物になります。変動的な物には、日用品・食費・医療費・趣味や娯楽に関する費用などがあります。

まずは、これらの項目・予定額を書き出してみましょう。固定支出の場合は12ヵ月で割り、月々均等にします。臨時支出に関しては予算を決めて、予算をオーバーしないようにすることが大切です。

2. 月別の計画を立てる
月別の計画を立てる際には、項目の設定がポイントとなります。詳細な項目分けは長続きしない原因となりますので、自分自身がわかりやすい項目分けや、知りたい項目ごとに分けることがポイントです。

たとえば、日用品・食料品などの項目に分けることにより、同じスーパーで買った商品でも別の項目となります。自分ならではでの名称で構いません。わかりやすく分けやすい項目を考えましょう。ただし、赤字が多い場合などは、項目を詳細にした家計簿をつけることで、赤字の原因を突き止めることも可能です。

3. 日ごとの予算を決める
日々の計画を立てるためには、一日にいくらまで使っていいかを決めておくことが大切です。あまりに少ないと計画の実行が難しくなるため、ある程度の余裕を持ったプランが望ましいでしょう。

お金が貯まる人と貯まらない人の違いって何?

世の中にはお金が貯まる人と貯まらない人がいます。両者の違いは何でしょうか。

「収入が多い人=お金が貯まる人」というわけではありません。お金が貯まる人、貯まらない人それぞれに特徴があります。

・ 買い物傾向
お金が貯まる人は、物品の購入時にそれが本当に必要なものなのかを考えます。お金が貯まらない人は、自分が欲しいと思ったものは必要なものと解釈し購入します。

・ 貯蓄
お金が貯まる人は、毎月一定の額を貯蓄に回し、残りを生活費などに充てます。お金が貯まらない人は、毎月残った額を貯蓄に回そうと考えます。

・ 生活傾向
お金が貯まる人は、収入が増えても生活レベルは変えません。お金が貯まらない人は、収入が増えるとすぐに生活レベルを上げようと考えます。

この他にもお金が貯まる人と貯まらない人には多くの特徴がみられます。どちらに当てはまるかチェックしてみましょう。

家計簿からみる節約術

家計簿は、誰もが簡単につけることができる収支の管理ツールです。家計簿の数字の流れを見ることにより、何が無駄な出費かをピックアップすることができます。

たとえば、一日単位の無駄な出費、月単位の無駄な出費、そして年単位の無駄な出費、このように考えていくと、無駄な出費が積み重なって大きな金額となることがわかるでしょう。こうしたことを考えることで、節約を心がけるきっかけになるかもしれません。

また、一口に節約と言っても家庭のスタイルによって、節約できる項目も違ってくるでしょう。家族の人数や構成に合わせて、無駄な出費を抑えることを心がけましょう。

計画を立てて上手に節約

世の中にはお金が貯まる人と貯まらない人がいます。しかし、多くの人がお金を貯めたいと思っているはずです。年間の出費や収入を考え、それに合った年間計画を立て、そして月ごとの計画、日々の計画と小さな単位での計画を立てることにより、無駄な支出を減らし節約することにつながります。

節約上手になるために、まずは家計の収支計画から始めてみてはいかがでしょうか。(提供: 保険見直しonline

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