FMラジオ,ノルウェー,DAB
(写真=Thinkstock/Getty Images)

ノルウェー政府がかねてから計画していたFMラジオの放送廃止に踏みきることが、CNNマネーなど複数のメディアの報道から明らかになった。

英国、スイスなどでも同様の動きが検討されているが、実施に移行されるのは今回が初めて。大胆なDAB(デジタルオーディオ放送)への移行の影響に、各国から多大な関心が寄せられている。

200万台の車からラジオ放送が消える?家計の負担に

報道によるとノルウェー政府は先週、1月11日よりFM放送廃止計画に着手する意向を表明。年内には一部のごく小規模な地方FM放送をのぞき、国内のFM放送がDAB(デジタルオーディオ放送)に切り替えられる予定だ。

ノルウェーでは地理的環境によりFMラジオの運営コストが割高になるとの理由から、DABへの移行が過去10年間にわたり検討されていた。ノルウェー政府は2015年4月、ウェブサイト上でラジオ放送のデジタル化を正式に発表している。

DABへの移行にあたり、政府は視聴チャンネルの増加や音質向上などの利点を国民にアピールしているほか、2350万ドル(約27億4739万円)を上回る大幅なコスト削減を見こんでいる。

しかしDagbladet紙が先月発表した世論調査の結果では、FM放送廃止に66%が異論を唱えるなど、国民の全面的な支持を得ての動きとはいい難いようだ。

ノルウェーの国営放送関連のウェブサイト「Radio.No」のデータでは、国内の世帯の7割がDABラジオを保有しているとされているが、DABラジオを搭載していない自動車数は200万台といわれている。つまり少なくとも200万人が運転中にラジオ放送が視聴できなくなる。

ノルウェーではAM放送がないため、ラジオ放送を引き続き受信するには新たにDABラジオの購入が必須となる。(ZUU online 編集部)

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