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EU経済活性化にも貢献

ウラン投資に注目?スペイン、サラマンカ鉱山採掘に高まる期待

ウラン,投資,原子力発電
(写真=Thinkstock/Getty Images)

地球温暖化防止対策としてCo2排出を抑えた原子力発電が注目を集める中、その原料となるウランが次なる資源銘柄として急浮している。

豪大手エネルギー関連企業、バークリー・エナジアはすでにスペインのサラマンカ・ウラン鉱山開発プロジェクト着手しており、原子力発電に熱心なEU経済の活性化につながるのではないかと期待されている。

世界的な原子炉数増加にともない、ウラン需要が伸びる?

ウラン、原子力発電と聞くと安全面での懸念が真っ先に頭をよぎるが、再生可能エネルギー同様、CO2排出削減に貢献する環境を配慮したエネルギーとして、世界中、特にこれまでエネルギー輸入に依存してきた欧州地域での需要が伸びると予想されている。

英テレグラフ紙の報道によると、原子力発電はすでにEUのエネルギーの4分の1を占めており、欧州原子力共同体(EAEC)は建て替えを含め、2050年までに新たに100の発電所の建設を計画している。

引き続き減産路線を維持するドイツ、廃止措置を表明しているイタリアをのぞく地域では、中国やロシアも含め徐々に稼働原子炉の数が増えている。 現時点での実動原子炉数は447基、建設中の原子炉数は59基。さらに168基の原子炉建設が予定されているほか、その2倍の数の建設が承認待ちの段階にあるそうだ。

ロンドン証券取引所の新興市場、「AIM」や豪証券取引所に上場しているバークリーはこうした流れ先読みし、2018年始動を目途にサラマンカ・ウラン鉱山開発プロジェクトを進めている。バークリーは低コスト採掘の手段も確保していることから、1ポンド43ドル(約455グラム4996円)の取引開始で十分な利益を創出できると見こんでいる。

金融危機直前には1ポンド137ドル(約455グラム1万5871円)前後で取引されていたウランだが、過去1年間で35ドルから18ドル(約4055円から2085円)前後にまで急落。採掘コストの上昇に加え、全世界を恐怖におとしいれた2011年の福島第一原子力発電所事故の影響など暴落要因がかさなり合い、生産停止あるいは減産する動きが強まっていた。

風向き変わり始めた今、原子力発電の活発化に後押しされ、ウランの需要と供給が価格を押しあげる日が訪れるのだろうか。(ZUU online 編集部)

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