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(写真=Mawardi Bahar/Shutterstock.com)

「毎月の収入があと〇万円多ければ生活にゆとりが出るのに……」そう考えたことがある人はいるのではないでしょうか。賃金がなかなか上がらない状況で収入を増やすためには、副収入という選択肢を視野に入れてみましょう。

副収入で稼ぐ方法

副収入を得るには大きく分けて2種類あります。一つはアルバイトや内職などの副業から得る方法、もう一つは資産運用によって得る方法です。

副業には従来のアルバイトやパートの他、自分の得意分野を生かしてウェブサイト上で打ち合わせや契約、進行から報酬のやりとりまでを行うクラウドソーシングもあります。クラウドソーシングは自分でスケジュール管理を行うことで、空いた時間を有効に活用できるのが強みです。他にもインターネットを利用すれば、さまざまな副業を見つけることができるはずです。

資産運用には、定期預金や国債、株式や不動産、外貨預金などの方法が挙げられます。定期預金や国債のような利子収入を得られるものは、低金利の影響で金額が少ないという懸念点があります。このほか、生命保険や個人年金などもありますが、受け取りまでにタイムラグがあるため、副収入にはあまり向いていないでしょう。

本業とは別に収入を得ることが副収入の目的ですが、自分なりにルールを決めておくことが大切です。あまりにのめり込みすぎて本業に支障をきたしたり、手持ちの資産を大幅に減らしてしまったりしては意味がありません。

副業にかかる税金とは?

また税金について知っておくことも重要です。本業とは別に収入を得た場合、確定申告が必要になる場合があります。

副収入の種類によって分類されますが、不動産運用での収入は不動産所得、株式などの金融商品を売買しての収入は譲渡所得、配当金は配当所得、利子収入は利子所得などと振り分けられます。このほか、事業所得、給与所得、退職所得、山林所得、一時所得などがあり、上記に分類されないものを雑所得とみなします。

例えば、本業の給与所得に加えて他の所得、つまり副収入がある場合には、20万円を超えていれば確定申告が必要になります。このほか、複数の仕事をかけ持ちしている場合には、確定申告が必要なケースと不要なケースが複数あるため、専門家や税務署に確認をしましょう。

資産運用による副収入がおすすめ

資産運用というと「難しい」「リスクがある」などの印象があるかもしれませんが、少額から始められるものやリスク回避策を練ることができるものなども存在します。月々の収入を増やすだけでなく、さらに資産を増やしたい、将来は不労所得を得たいと考える方にもおすすめです。

代表的なものが株式投資です。書籍やセミナーが数多く存在していますので、興味がある場合はまずはしっかりと情報を集めて、知識を身に付けてから取り組みましょう。ハイリスクですがリターンを高めたい場合はFX、収益を生む現物が残る運用法ならば不動産投資があります。不動産投資の場合、物件を吟味し入念な計画を立てることで、リスクを回避しやすいという特長があります。

副収入をどのくらい得たいのか

資産運用を行う際には、自分に向いている方法を選ぶことが第一です。知識がない状態で株式投資を始めるのでは先々の予想をすることもできませんし、きちんと計画を練らずに不動産を購入すると、空室リスクや修繕費などのトラブルに対応できません。

運用に関する業務にどれくらい時間を割けるのか、どのくらい知識や経験があるのかを自己分析した上で、まずは関心を持った方法について情報を集めましょう。生活や本業に影響をきたさず、大きなストレスとなってしまわない方法を選ぶことをおすすめします。(提供: 不動産投資セミナー

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