「トランプ大統領が唱えるパトリオティズム(愛国心)が、新興国にプラス効果をもたらす」との見解を、米大手ヘッジファンド、ワイス ・マルチ・ストラテジー・アドバイザースのジョルディ・フィッセルCEOが示している。

自国最優先型の新政策により、他国はそれぞれの政策の見直しを余技なくされている。特にこれまで米国の影響を強く受けてきた新興国が独立性や経済成長力を強化するうえで、「自国がすべきこと」を認識する機会になるという見方だ。

再編の必要性に迫られる中国、メキシコなどの新興国、先進国にも影響大