退職金,退職金 運用
(写真= Rawpixel.com/Shutterstock.com)

長年勤め上げた企業から支払われた退職金。そのまま老後を過ごすための資金として使用しても良いが、そのお金を元手に資産運用をして更にお金を増やすという方法がある。

資産運用をするために、自身で株式や債券、投資信託を購入することを検討しているかもしれない。しかし、その前に知っておかなければならないことがある。資産運用には安全資産とリスク資産があること、専門家から退職金のプランを提示してもらうこと、保険を使って資産運用をすることなどである。

今回はそれらの資産運用の方法について説明を行う。


資産は安全資産とリスク資産がある

資産運用を行うために最初に知らなければならないことは、資産には安全資産とリスク資産の2種類存在することである。

安全資産とは定期預金や国債など、価値の変動が小さい金融商品のことである。安全の名前の通り、価値が下がるリスクは少ないけれど、価値が上がる可能性も低いという性質がある。

それに対して、リスク資産とは株式やFXなど、価値の変動が大きい金融商品のことである。価値が大きく下がるというリスクが有る半面、想像を超えて価値が上昇し、大きなリターンを得られることもあるのが特徴である。

資産運用をするときに、リスクを恐れて安全資産のみで運用すると、インフレリスクによって通貨の価値が下落したときに対処できなくなる。逆にリスク資産だけだと、運が良ければ莫大な財産を得ることができるが、逆に全ての資産を失う恐れもある。

そのため、資産運用をするときは自分の目的に合わせて、安全資産とリスク資産の比率を決めてから運用を行うことが基本となる。

専門家の退職金運用プラン

退職金の運用方法に困ったときは、ファイナンシャル・プランナーなど専門家から退職金運用プランを提示してもらう方法がある。

プランにもさまざまなものがあり、依頼人が資産をさらに増やしたいという要望があった場合は退職金の5割を投資信託に、残りの5割を定期預金にするプランを提示する。逆にリスクが少なく堅実に運用したいという希望に対しては、定期預金に退職金の8割のお金を入れて、残りの2割で投資信託というプランを提示するといった具合である。今まで資産運用をしたことがないならば、銀行へ相談するのも良いだろう。

リスク分散できる投資信託

投資信託とは多くの投資家からお金を集めて、それを元手に資産運用の専門家が株式や債券を入手するなどし、資産を増やしていくことを目指す金融商品である。

投資信託では、数多くの株式や債券などに投資するという特徴がある。これは、たくさんの種類を扱うことで生じる分散効果によって、リスク減らす効果を期待しているためである。このことが投資信託の最大の特徴と言える。

安全資産である保険での資産運用

意外かも知れないが、保険を使って資産運用をすることができる。保険の中には資産運用が可能なものが存在しており、それを貯蓄型保険という。

貯蓄型保険は安全資産の1つに数えられており、その金利は定期預金よりも少しだけ高いため、安全が優先だが少しでも利益を得たい場合はオススメである。

なぜ退職金専用の定期預金の金利が高いのか

各銀行には退職金専用の定期預金があり、それは通常の定期預金と比較すると、満期までの期間が短く金利が高いという特徴がある。ではなぜ退職金専用の定期預金を設けることができて、通常の定期預金より高利で運用できるのであろうか。

その理由は、投資信託や銀行が運用しているさまざまな金融商品へ退職金を誘導するためである。

退職金専用の定期預金の満期までの期間が短いのは、できるだけ早く投資信託などへ誘導したいためであり、金利が高いのは退職金を銀行へ集めるためのエサということになる。銀行側としても、通常よりも高額な金利を支払わなければならないというリスクがある。しかし、そのリスクを負ってでも、高額な退職金を投資運用の資金として誘導できることは、銀行にとって大きなメリットであることが伺える。

退職するまで資産運用をしたことがない人もいるため、こうした状況を利用して銀行側からアドバイスを引き出し、運用方法を探すのも良い方法である。

資産運用と言っても、その内容はさまざまなものがある。大きく分ければ安全資産とリスク資産に分けることができて、安全資産の中には定期預金をはじめ、国債や保険などが含まれる。逆にリスク資産は株式、投資信託などがある。

自分が安全に退職金を資産運用したい場合は安全資産に多めに投資して、増やしたい場合はリスク資産に投資をするなど適切に運用することが必要になる。(ZUU online 編集部)

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