シンガポールの不動産管理会社、ライオン・グローバルが、リテール投資家も早期投資可能な「ライオングローバル・ディスラプティブ・イノベーション・ファンド(LGDIF)」を設立した。

中期から長期的な成長が期待できる革命的な発想と戦略をもった企業に、最低100ドル(約1万1270円)からの小口初期投資が可能だ。現時点ではテクノロジー分野を中心に、300から500社のディスラプティブ企業が投資対象となっている。

リーCEO「消費者は積極的に投資の機会に目を向けるべき」

テクノロジーの進化によって凄まじい速度で変貌する現代社会。新たな運用法への需要から生みだされたのがLGDIFだ。

LGDIF専用ウェブサイト「LGIDirect」の報道によると、LGDIFは主に3つの分野(ソフトウェア、ハードウェア、AI/人工知能やビッグデータなどのブレイクスルー)企業に重点を置くことで、革命的技術への投資の機会を提供している。

ミレニアル世代も手をだしやすいよう小口投資を可能にし、より幅広い投資家層へのアピールを視野にいれた戦略だ。快適なポートフォリオ管理環境とファンドの多様性を保つために、投資範囲を100銘柄にまで絞りこんでいる点も嬉しい。

時価総額・価格変動・売上高成長率・一株当たりの利益成長率・株価売上高倍率という5つの重要要素に基づいて厳選された銘柄だけが、インデックス投資の対象となる。

ファンドには現金あるいはSRS(有価証券届出書)の利用が可能。3月28日までは年間手数料が0.68%になるキャンペーンも実施中だ。それ以降はクラスAの手数料は1%となる。絶対リターンや全天候型ファンドではないという点には注意が必要だ。

FinTech情報サイト「Finextra」の報道によると、ライオン・グローバルのジェラルド・リーCEOは多くの消費者がテクノロジーの恩恵をうけて生活しているにも関わらず、経済的恩恵をうける機会を見いだしていない事実を指摘。

「(新たな革命的商品やサービスの)利用者として、これらの企業の成長を促進するためにも積極的に投資の機会に目を向けるべきだ」と、様々な観点からLGDIFが絶好の投資ファンドである点をアピールしている。(ZUU online 編集部)

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