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(写真=Dejan Stanisavljevic/Shutterstock.com)

不動産投資は、比較的安定した収益が得られることで人気の高い投資ですが、性格によっては向き不向きがあります。今回は不動産投資で失敗しやすい人の性格や、失敗した事例について紹介します。

不動産投資で失敗する人の特徴:性格

不動産投資は、短期間で高収入を得ることは難しい反面、長期で安定した収入が見込めるというメリットがあります。そこで必要となるのは、我慢強さです。

投資を始めて最初の数年は、思うように利益が出ないケースも少なくありません。そのため、熱しやすく冷めやすい人や、すぐに結果を求める人が決断をする際は、メリット・デメリットを確認するワンクッションを入れると良いでしょう。

決断力も不動産投資において重要なポイントです。自分が投資をする不動産物件を見つける時に、決める勇気と諦める勇気を持てるかで成功の可否が決まるといっても過言ではありません。このような面からも、優柔不断で決断力のない人は相談相手を持って、一緒に判断材料を洗い出すと良いでしょう。

しっかりと知識を身につけなければ成功には繋がりにくいため、手間がかかることが苦手なタイプの人は、気をつけたほうがいいでしょう。誰かに頼り切ってしまうのではなく、自分の目で見て判断しましょう。

これらの性格に当てはまると思う人は、他の人のアドバイスを取り入れつつ、自分でも判断できるようにするといいでしょう。

不動産投資の失敗例

情報の収集や分析などが苦手な場合、それらを怠って物件の購入に失敗してしまうということがあります。不動産投資は入居者がいないと収益は出ないため、物件選びは投資の成功を左右する重要なポイントの一つです。不動産投資に関する正しい知識を身に付けずに価格の安さだけで決めてしまい、利便性が悪い、周辺の環境が悪いなどの理由で入居者がいないというケースも少なくありません。

優柔不断で決断するのが苦手な場合、優良物件を取りこぼしてしまうという失敗をすることがあるようです。せっかく優良物件を見つけたのに、他にもっといい物件があるのではないかと考えてしまい、決断できずに買うタイミングを逃してしまうのです。慎重さも大切ですが、見極めと決断力も重要です。

逆に決断を急いでしまう場合には、目先の利益に飛びついて失敗することも少なくありません。購入時は近隣に工場や企業ビルなど多くの人がいて収益を見込めていたのに、数年後に工場の閉鎖や事務所の移転でぱったりと人が減ったという事例もあります。周辺環境のリサーチをした上で判断するようにしましょう。

投資の原則は押さえつつもアドバイザーを

不動産に限らず、投資の原則は自己責任です。最終的に資金を投ずるか否かの判断は投資家自身が行わなくてはいけません。自分で判断をするには前述した通り、判断材料がなくては自信を持って決めることはできません。そのため、情報収集や分析は怠らないようにしましょう。

既に不動産投資をしている知り合いがいれば、体験談を聞いてみるのも有効です。自分が悩んでいるポイントは、他の人も同じように悩んでいる可能性があります。その際に何を根拠にどのような判断を下したのかを聞くのは、参考になるかもしれません。自分が悩んでいることを相談することで、ポイントがはっきりして整理しやすくなることもあります。不動産投資の先輩に限らず、不動産投資会社のセミナーに出向いたり、窓口で相談をしてみたりするのもいいでしょう。

不動産投資は一般に、安定した収益を得られる投資方法の一つと言われています。しかし、どんなに安定していても不動産会社や管理会社に任せていては成功に繋がりません。不動産投資で失敗しないためにも、正しい知識を身に付け、助言を貰えるアドバイザーを確保しましょう。(提供: 不動産投資セミナー

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