環境汚染度に焦点を当てた「世界で最も有毒な20カ国」が発表され、上位をサウジ・アラビア、クウェート、カタールなど石油大国が独占した。石油精製にともなう排ガス、油田随伴水、油田周辺土壌の汚染問題などを考慮すると、納得の結果といえる。
アジアからは中国、韓国、シンガポールなどがランクイン。「もはや手遅れ」とまでいわれている中国の深刻な公害、ヘイズに悩まされるシンガポール、公害物質が空気に乗って飛散しているとNASAの研究チームに報告されている韓国など、日本の近隣国でも様々な環境問題が発生している。
このランキングはグリーンエネルギー関連商品の広告会社、エコ・エキスパートが、世界135カ国・地域における公害のレベルを測定する目的で作成した。公害が原因の死亡件数や二酸化炭素排出量などが評価の基準となっている。
世界で最も環境汚染度の高い20カ国
20位 中国
19位 イラク
18位 シンガポール
17位 マケドニア
16位 韓国
15位 モンゴル
14位 ボスニア・ヘルツェゴビナ
13位 ブルガリア
12位 ルクセンブルク
11位 イラン
10位 トリニダード・トバゴ
9位 カザフスタン
8位 リビア
7位 トルクメニスタン
6位 オマーン
5位 アラブ首長国連邦
4位 バーレーン
3位 カタール
2位 クウェート
1位 サウジ・アラビア
(ZUU online 編集部)