低金利,英国,銀行
(写真=Thinkstock/Getty Images)

低金利傾向で大手銀行への預金価値が低下している近年、英国のマイナー銀行がじわじわと勢力を増している。

一般的な英大手銀行の貯蓄口座金利が0.25%前後であるのに対し、これらの銀行は最高1.76%の金利を提供。デジタル化など顧客サービスの向上にも積極的に努めている。

アトム銀行など、デジタルバンクも健闘

意外なことに英高級デパートのハロッズが銀行を運営しているという事実は、国内でもあまり知られていない。しかし通常の銀行業務から住宅ローンまで対応する、創業120年以上の歴史をもつ立派な老舗銀行だ。

1年から5年の固定金利貯蓄口座は1.05%から1.50%。2万ポンドから250万ポンド(約282万円から3億5258万円)の預け入れが可能。

デジタルバンキングで一躍注目を浴びている英アトム銀行も、アプリ専用銀行としては初めて貯蓄口座サービスを開始。お得な貯蓄口座を提供している。1年貯蓄口座は50ポンド(約7051円)から開設可能。最高10万ポンド(約1410万円)を上限に、1.5%の金利を提供している。

同じく英デジタルバンクとして2016年に銀行業ライセンスを所得したロンドンのマストハブ銀行は、2004年に融資会社として設立された。現在は銀行業をとおし1.25%から1.76%の固定金利貯蓄口座も提供。目標金額や生活スタイルに合わせて最適な貯蓄口座商品が選べるツールも、ウェブサイト上から無料で利用可能だ。

FinTechの跳躍により、消費者の間で「大手銀行へのこだわり」が薄れつつある近年、かつては一部の顧客だけに支持されていた小中銀行の需要が伸びても不思議ではないだろう。「ブランド名よりもサービスの質重視」という時代が、金融産業にも訪れつつあるのかも知れない。(ZUU online 編集部)

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