金融資産30億円以上を所有する超富裕層にとって重要な世界40都市を順位づけた「City Wealth Index」が発表され、東京が9位に選ばれた。香港、上海、シンガポール、北京に次いでアジア圏4位だ。

総体的には上位にアジア圏の都市の勢いが目立ち、特に香港と上海が今後さらに飛躍すると期待されている。

超富裕層数への東京のアピール度は今ひとつ

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(写真=Thinkstock/Getty Images)

「City Wealth Index」は英不動産総合コンサルタント会社、ナイトフランクが、金融資産30億円以上を所有する超富裕層の動向を調査した「ウェルス・レポート」の2017年版に掲載された。

2016年版までは超富裕層数に重点を置いた評価法を用いていたが、最新版ではイベントや季節ごとに変動する超富裕層数のみに依存するのではなく、各都市の「現在・将来の超富裕層数」に加え、「投資」「コネクティビティ(ファーストクラスおよびビジネスクラスのフライト本数)」を評価の指針としている。

東京は航空の便では世界5位となっているが、超富裕層数では現在・将来ともに10位に甘んじる。投資も16位とほかの上位都市と比較すると活発性に欠け、将来的な富でもアジア圏の上位都市に大きく差をつけられると予想されている。

対照的に香港、上海、シンガポールの3都市の勢いは今後さらに増して行きそうだ。

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