4月17~21日の東京株式市場は堅調に推移した。日経平均株価は週末21日には1万8600円台まで水準を回復した。

もっとも、 パリのシャンゼリゼ通りのテロ事件に加え、フランス大統領選挙で「EU(欧州連合)離脱」を主張するルペン国民戦線党首が優勢との観測もあり、予断を許せない。欧州で反EU・保護主義への回帰が加速する可能性も否定できないだけに、目先は仕掛けにくい状況が続きそうだ。

東証マザーズ「週間出来高ランキング」

ソレイジア・ファーマ,株価
(写真=Thinkstock/Getty Images)

それでは今回は、東証マザーズ市場の「週間出来高ランキング」上位10銘柄を見ていこう。

(1)ソレイジア・ファーマ <4597> 594円 3億2611万4900株
(2)ジーエヌアイグループ <2160> 607円 7703万9000株
(3)サイバーステップ <3810> 1645円 2039万2500株
(4)メドレックス <4586> 945円 1332万2200株
(5)ディー・ディー・エス <3782> 902円 1187万0800株
(6)トレンダーズ <6069> 1246円 915万5300株
(7)アカツキ <3932> 5470円 868万4900株
(8)ドリコム <3793> 1347円 785万4200株
(9)Aiming <3911> 487円 743万7000株
(10)ナノキャリア <4571> 725円 683万7200株
※銘柄、証券コード、21日終値、出来高。データはYahoo!ファイナンスに基づく。

先週の東証マザーズ指数は堅調に推移した。上記ランキングを業種別にみると情報通信業が5銘柄、医薬品4銘柄で、この2業種への偏りが顕著だった。

ソレイジア・ファーマ、バイオ関連で人気化

今回は、東証マザーズ市場の「週間出来高ランキング」から ソレイジア・ファーマ、サイバーステップ、トレンダーズを取り上げたい。

ソレイジア・ファーマはがん領域の医薬品の開発、販売を行う製薬会社。がん治療や抗がん剤の副作用に対するケアを専門とする。

今年3月24日、同社は東証マザーズに上場。バイオ関連の直近公開銘柄として人気が高まった。3月24日につけた初値は234円、4月21日には取引時間中に645円まで上昇している。

ソレイジア・ファーマは、2017年12月期の連結業績について、減収・赤字拡大を予想している。どちらかといえば、値動きの軽さで人気を集めている可能性も否定できず、急ピッチで上昇した反動も警戒されるところだ。

サイバーステップ、利益確定売りが膨らむ

サイバーステップはオンラインゲーム大手。今回のランキングでは3位となっている。

4月7日、同社は2017年5月期連結業績予想を公表。「オンラインクレーンゲーム・トレバ」の好調を背景に、営業利益は3億5000万円(従来予想4000万円)、純利益は2億8000万円(同2000万円)にそれぞれ引き上げた。

これを手掛かりに10~14日にかけて株価が急騰。7日終値の917円から、一時は2200円付近まで急騰した。ただ、17日以降はこの反動が出て、利益確定売りが膨らんだ。

トレンダーズ、著名投資家の大量保有が話題に

トレンダーズは企業のコミュニケーション活動を支援するPR会社。今回のランキングでは6位に入っている。

4月10日、大量保有報告書で著名投資家がトレンダーズ株の11.34%を保有したことが明らかになり、市場で人気が高まった。

その後18日には東証が信用取引に関する臨時措置を実施。委託保証金率を50%以上(うち現金20%以上)とした。翌19日の株価は堅調だったが、週末にかけて値を下げている。(ZUU online 編集部)

【編集部のオススメ記事】
2017年も勝率9割、株価好調の中でもパフォーマンス突出の「IPO投資」(PR)
資産2億円超の億り人が明かす「伸びない投資家」の特徴とは?
株・債券・不動産など 効率よく情報収集できる資産運用の総合イベント、1月末に初開催(PR)
年収で選ぶ「住まい」 気をつけたい5つのポイント
元野村證券「伝説の営業マン」が明かす 「富裕層開拓」3つの極意(PR)