筆者の息子は現在4歳で、マレーシアのローカル幼稚園に通っている。必然的に地元の子供達の誕生日会を何回か経験することになったが、日本と勝手が随分と違って驚いた。エンターテイメントであり、ホストはエンターテイナーに徹する。大きな金が動き、誕生会はこの国にとってビジネスになっているのだ。
親の個性が光るパーティーパック
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(写真=筆者)
誕生日を祝ってもらう子供の親が、祝ってくれる子供たちに対して「ありがとう」の気持ちを込めて用意する「ちょっとしたお返し」がパーティーパックだ。
筆者の周りでは知育になるものが人気だが、暑さのせいで屋外遊びを敬遠しがちな子供たちに外に出る機会を増やしてもらおうと砂場セットを用意することも。子供の成長の喜びを植物の成長に例えたといって「園芸セット」を用意した親もいた。