ABCラジオ【笑ってトクするマネークリニック】 特集「保険」 専門家たちの金言 広告特集「ライツ・オファリング」 特集「仮想通貨/ビットコイン」 特集AI 人口知能がもたらす禍福 特集「本を読む。」 DC特集
投資を始める
Written by ZUU online編集部 27記事

認知度向上が課題

iDeCo・つみたてNISAの認知度 個人投資家の半数が「よくわからない」 その理由は?

1月に制度改正され、対象が大きく広がった「個人型確定拠出年金(iDeCo)」や来年1月から始まる「つみたてNISA」は長期の積み立て投資を後押しする制度である。マネックス証券はこれらの制度の認知度に関する調査を行い、その結果を発表した。個人投資家でも制度の詳細を理解している人は半数程度に留まっており、認知度の低さが浮き彫りとなっている。

iDeCoを利用している個人投資家は15% 半数は制度自体を知らない?

iDeCo,つみたてNISA
(写真=PIXTA)

調査はマネックス証券に口座を持つ個人投資家を対象に、9月1日~4日にかけてインターネットで行われ、486名から回答を得た。

「個人型確定拠出年金(iDeCo)」の利用状況について尋ねたところ、「名称も制度の内容も知っている」と回答したのは51%と半数に留まった。「iDeCoの口座を開設し利用している」と回答した人は全体の15%であった。1月の制度改正から9カ月が経過したが、利用者は少数に留まっており、認知度に課題がある事も浮かび上がっている。

iDeCoを知っているが、利用していない人にその理由を尋ねたところ、「興味がない、必要性を感じない」が最も多い結果となった。個人投資家にとってみれば、掛金の上限額が設定されている点や原則60歳になるまで引き出しが出来ないといった点等が、ネックとなっている可能性がある。また、「興味はあるが、手続きが不明・面倒」との回答がそれに続いている。始めるにあたり、勤務先の証明書が必要となる等、何かと手続きが煩雑となる事が敬遠されている理由の一つであるようだ。

つみたてNISA 個人投資家の認知度は3割強 活用したい人は1割に満たず

2018年1月から新たに始まる非課税制度「つみたてNISA」の認知度を尋ねたところ、「名称も制度の内容も知っている」と回答したのは34.6%となっており、残る6割強の投資家は制度の内容を把握していない事が分かった。投資に対する造詣が深い個人投資家の間でも、認知度は高まっておらず、「つみたてNISA」も認知度の向上に課題が残る。

「つみたてNISA」は来年1月から制度開始であるが、口座開設手続きは10月から始まる。特徴は毎年40万円までの非課税枠を20年間与えられる事にある。現行NISAとの選択制となるが、現行NISAの最大非課税枠が年間120万円の5年間で600万円となるのに対し、「つみたてNISA」は年間40万円の20年間で800万円と200万円も多くなる。iDeCoと違い、途中での引き出しも可能となる等、長期での積み立て投資で資産運用を行うには有益な制度である。

ただ、今回の調査では「制度を活用したい」と回答した人は全体の9.7%となっている。年間40万円までという投資枠への不満や、損益通算が出来ない事、投資対象が一部の投資信託やETFに制限される事などが制度の活用を躊躇う要因となっていると見られる。

「個人型確定拠出年金(iDeCo)」や「つみたてNISA」は長期の積み立て投資による資産形成を目的としており、投資経験の無い人も積極的に活用する事が期待されている。しかし、個人投資家でも約半数が制度の内容を知らない状況であり、投資経験のない人の認知度は更に低いと見られる。資産運用の概念が多くの人に普及していくにはまだ多くの課題が残されているようだ。(ZUU online編集部)

【編集部のオススメ記事】
最前線で活躍する大人のスキンケアの心得とは(PR)
9月に読まれた記事ベスト10|トイザらス破産、スタバ以上のホワイトな企業とは……
時代が変わっても変わらない金投資の魅力とは?(PR)
住宅購入の前に読みたい記事5選|年収5倍までの住宅購入は正しいのか?
NISA口座おすすめランキング、銀行と証券どっちがおすすめ?(PR)

iDeCo・つみたてNISAの認知度 個人投資家の半数が「よくわからない」 その理由は?
ZUU online の最新記事を
毎日お届けします
PREV スマホで不動産投資が当たり前!? 初心者が使いやすいアプリ5選
NEXT 10月4日は「投資の日」 全国で有料・無料のイベント多数開催