不動産投資に関する書籍は多数出版されています。とはいえ、多忙なサラリーマンの場合、興味はあっても本当にできるどうかかは少し心配でしょう。不動産の知識やスキルが無くても始められるのか、どの程度の時間がかかるのか、悩む人も多いはずです。実際にどのくらい時間がかかるのか、準備には何が必要なのかを解説します。
購入の3つの壁と賃貸運営
不動産投資の成功には購入までの3つの壁(知識の壁、物件探しの壁、融資の壁)と、購入後の賃貸運営を乗り越える必要があります。
一見すると会社勤めではできそうもないと感じますが、実際には委託可能な部分が多いため、それほどの作業は発生しません。サラリーマンでも取り組める環境が整っているのです。
知識の壁
不動産投資を始めるためにはある程度の知識が必要ですが、そのための情報には事欠きません。成功した投資家の書籍がたくさん出ています。仕事の合間に、できれば10冊以上は読みたいものです。自己資金100万円から始めた人、契約社員の人、主婦の人、数多くの成功例があります。その中から自分に合った投資法が見えてくるでしょう。
セミナーもあちこちで開催されています。実績の多い販売会社のセミナーを受講してみるのもいいでしょう。より本格的に学びたい場合は、有料の講座もあります。夜間や休日の開催も多いので、サラリーマンでも参加が可能です。投資家サークルや大家の会への加入もおすすめです。
物件探しの壁
スマートフォンやインターネットのおかげで、どこにいようとさまざまな情報入手が可能です。投資家向け不動産ポータルサイトで、物件探しも楽にできます。家賃相場の確認も簡単で、路線価も調べられます。インターネットを使いこなすのは不動産投資家の必須条件と言えます。
販売会社の相談会に参加して、物件提案を受けるのも手軽です。ただ、提示される収支計画やローン完済後の物件評価額は、納得いくまで確認しましょう。最初は見方が分からないかもしれませんが、慣れれば素早く判断できるようになります。決定前には現地調査しましょう。
融資の壁
以前は、そもそも普通の会社員では融資が受けられませんでしたが、サラリーマン向け融資の登場で様変わりしました。金融機関と提携している販売会社も多く、物件提案と同時に融資紹介も受けることができるのです。
源泉徴収票や金融資産の有無など、個人情報を提出する作業は必要ですが、一度整理しておけばそれほど手間のかかる作業ではありません。販売会社からの紹介なら、自身で金融機関を開拓する必要はありません。
賃貸運営
物件の賃貸業務は、入居者募集と契約、家賃の収納、日常の入居者対応、建物や設備の保守などと多岐にわたりますが、心配は無用です。専業大家として自主管理する場合は別ですが、多忙な兼業大家さんには管理委託という方法があります。良い管理会社をパートナーにすれば、兼業大家として十分運用していけるでしょう。
不動産投資で一番のリスクは空室です。入居者がいなければ家賃収入が生まれないからです。どんなに近隣のアパートで空きが出ようとも、自分の物件を満室にすればいいのです。そのため、満室経営のノウハウを持つ管理会社をパートナーにするのが成功の近道です。自分の物件を確実に埋めてくれる、信頼できる会社を見つけましょう。
販売だけではなく管理も提供している企業から購入することも1つのリスクヘッジとなります。
安定した副収入
不動産は一見とっつきにくそうですが、サラリーマン向けの投資環境は整っているのです。一歩踏み出して、安定した副収入という果実を手に入れてはいかがでしょう。
(提供: Incomepress )
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