中国経済,アニメ,コンテンツ産業
(画像=Eastfenceimage / shutterstock.com ※写真はイメージです。)

目次

  1. 大手参入で沸き立つアニメ産業
  2. 拡大する中国アニメ市場
  3. 官製メディアの掛け声
  4. IT巨頭が乗り出す
  5. 派生商品市場は1000億元

大手参入で沸き立つアニメ産業

【第3回】で中国のフィンテック市場、【第4回】では農業分野に起きている情報革命を解説してきた本連載。 【第5回】ではアニメ業界を取り上げる。百度、騰訊グループなど大手が参入して活気づくアニメ市場は今後も拡大が予想される分野であるが、自国コンテンツの充実という課題も抱えていた。

拡大する中国アニメ市場

中国の動漫(アニメ)産業規模、1500億元を達成、動漫周辺市場規模650億元(1兆600億円)へ、などと最近アニメ産業についてのニュースが目につく。官製メディアの「人民網」を始め、「中国経済網」「中商情報網」などさまざまなメディアが伝えている。外国コンテンツ頼りから脱却し、ブレイクできるのだろうか。実態を探ってみよう(1元=16.34日本円)。

官製メディアの掛け声