中国経済,農業
(画像=PIXTA ※写真はイメージです。)

目次

  1. 農業×テクノロジー
  2. 資本熱土と化す中国農業
  3. 投資の傾向
  4. アリババの取り組み
  5. 京東/JDの取り組み
  6. 碧桂園の取り組み
  7. 5つの方向性

農業×テクノロジー

【第3回】で中国のフィンテック市場の活況と生態系、そして展望について解説した。金融はいま、テクノロジーと紐づいて生まれ変わろうとしていることが伝わったかと思う。 しかしテクノロジーが変革させているのは金融だけではない。農業の分野にも大手IT企業を中心に巨大資本が参入し、国家政策と連携しながら貧困撲滅や農業改革を推し進めているのだ。

資本熱土と化す中国農業

中国農業は活性化している。サプライサイドの機構改革、農村の貧困撲滅など、政府の掲げる振興戦略に、民間の大資本が呼応しているのだ。しかもITや、不動産開発など異業種の巨大企業だ。農業と農村は今や“資本熱土”と化しているという。「農業行業観察」「今日頭条」などのメディアが、中国農業の新しい状況と展望を伝えた。

投資の傾向