ソフトバンク,親子上場,IPO
SoftBank World 2013 基調講演 孫正義氏「世界へ挑む」より(画像=Getty Images)

日本の大型IPO

【第4回】までは海外企業のIPO事例を見てきたが、【第5回】~【第7回】では日本のIPO事例について解説する。まず一番規模の大きいソフトバンクの事例を紹介し、そこからメルカリ、森六ホールディングスと進んでいく。

3つとも投資案件として特別おすすめしているわけではないが、投資家としては注目度が高く市場に与える影響の大きいIPOについては把握しておいた方が良いだろう。特にソフトバンクは12月19日にIPOを予定しているため、取り分け注目度が高い。

株式市場は上場を好感か

SBGの株価を確認すると7月17日には年初来高値の9909円をつけていた。発表前(7月6日)終値が8293円なので投資家が上場発表を好感したのだろう。その後多少の前後はあるものの、10月上旬までは平均的に伸びていた。

12日には、米投資ファンドのタイガーグローバルによる10億ドルの投資が明らかになっていた。この発表につられて個人投資家の提灯買いが入り、株価上昇につながった。同ファンドは「SBG株は割安で今後も値上がりが期待できる」と見越していた。

【ソフトバンクIPO総力特集】
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懸念材料(1) SBGのキャッシュフロー