ネットやスマホが普及した現在、世界中の人間が一瞬で情報を共有できる時代になりつつあります。みんなが知っている情報を自分だけ知らない事態も起こり得る状況であり、情報収集のスピードが問われる時代と言ってもいいでしょう。Facebook等SNSを使って情報収集をする人も多いかもしれませんが、自然と情報がよく集まってくる人がいます。彼らはなぜ情報が集まってくるのでしょうか。

情報通の彼・彼女はすべての情報が正しいワケではないと知っている

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(画像=Dean Drobot / Shutterstock.com)

情報収集が得意な人もインターネットを通じて情報を得ています。それはニュースサイトやSNS、友人などさまざまな手段があります。情報収集をするのは同じでも、どうして情報通の人はより踏み込んだ内容を知ることになるのでしょうか。それは大きなポイントがあります。たとえば、情報収集をした後のアクションに鍵があると言えるでしょう。

例えば、「フェイクニュース」を見た時のことを考えてみましょう。フェイクニュースを見た時、その内容をそのまま信じる人と、本当にそうなのか?と視点を変更して物事を俯瞰して見る人もいるでしょう。また、見方を変えて内容を調べ始める人もいます。内容を調べた結果、そのニュースが事実ではないと判断できるかどうかが重要なのです。

2016年のアメリカ大統領選ではフェイクニュースが話題にあがったことをご存じの人も多いのではないでしょうか。インターネットで情報がここまで氾濫している時代において、フェイクサイトやフェイクニュースを見抜くことは、基本動作だといわれるようになるかもしれません。現在は、たくさんのフェイクサイト等も存在します。情報を取得したら、情報元の確認を必ず行い、その真偽を確認しておくことが重要です。

特に、今までみたことがなかった媒体やブログなどで個人が発信しているニュースには念入りな確認が必要です。必要に応じて、インターネットで見た記事について、同様の内容が書かれた記事や書籍で、一次情報を確認するのがよいでしょう。

情報を分解し、応用できるビジネスパーソンになるためには

情報収集はあくまでも自分で判断して行動を起こすためのツールです。うまく活用できなければ宝の持ち腐れです。それでは、どのように情報をうまく活用すればよいのでしょうか。たとえば、新しい情報を取得したら、その情報について幾つかの視点で仮説を行います。

仮説をする際には抽象的内容をより具体化できないかを探ります。そして、具体的な要素まで分解できたら、内容を検証し、検証結果を整理します。それが本質につながっていきますが、本質が分からない場合は分かるまで分解、仮説、検証を繰り返します。そうすることで、自分のビジネスに応用できるかどうかが判断できるようになります。自分のビジネスにも使えると判断できてはじめて、その情報をどう使えるかを考え、プロジェクトで応用しましょう。

情報を使いこなせる人には情報が集まる

新しい情報は新しいアイディアを生みます。取得した情報をもとにアイディアを生み出し、行動を起こし、結果を残せる人には、SNSだけではなく、同僚や取引先等、周囲からも情報が自然と集まります。その情報を分解し、新たなアイディアを生み出すサイクルを繰り返すと、ますます信頼を勝ち取ることができます。新しい情報を取得した時にすぐに分解し、新しい行動に移せるように日頃から一つの物事を分解して考える癖をつけましょう。

インターネットやスマホの発達によって、現代では「情報」が雨やあられのように降り注いでくるイメージがあります。それらの情報の真偽も含めて、情報を受け取る側が考え、そして判断しなければなりません。自分の情報感度を上げるため、今から日々の情報について色々な角度から見て、行動に移しましょう。(提供:J.Score Style


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