青函連絡船の暫定運航終了、80年の歴史に幕
今から30年前の1988年9月18日、青森と函館を結ぶ青函連絡船が最後の航行を終えました。満員の最終便は、乗船客の紙テープと演歌「津軽海峡冬景色」の合唱に包まれながら青森と函館を離れ、113キロ離れた海峡対岸の港を目指しました。
旧国鉄の前身である帝国鉄道庁が青森と函館を結ぶ青函航路を開設したのは1908年。戦後もしばらくは、本州と北海道を人や貨物が行き来する最大のパイプでした。
しかし、1988年3月に青函トンネルを含む津軽海峡線が全線開業。並行する青函連絡船の運航はいったん終了しました。ただ、連絡船復活を望む声が青森、函館の両市民を中心に高まり、発足したばかりのJR東日本と北海道は6月3日から暫定運航しました。
青森、函館の各駅に隣接する旧連絡船桟橋には、当時使われた「八甲田丸」「摩周丸」がそれぞれ係留され、海に浮かぶ観光スポットになっています。
1988年9月18日の日経平均株価終値は
27,866円38銭
※1988年9月18日は日曜日のため前営業日の終値
算出開始後「9月18日」の日経平均株価は前日比で
値上がり:20回
値下がり:29回
トウシル編集チーム
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