観測衛星搭載の国産ロケット発射に成功
2010年、「はやぶさ」が微小物質を持ち帰った小惑星は、糸川博士にちなんで「イトカワ」と命名された。
今から61年前の1957年9月20日、東大の研究開発チームが秋田県岩城町(現・由利本荘市)から打ち上げたロケット「K-4型」が大空に吸い込まれていきました。本格的な宇宙観測衛星を搭載した初の国産ロケットです。
ロケットの打ち上げを主導したのは、東大生産技術研究所の糸川英夫博士。日本のロケット工学の父と呼ばれる人物です。
糸川博士は1955年、「ペンシルロケット」と呼ばれた超小型ロケットの試射に成功。その後、実験を重ねるたびに機体を大型化。燃料や発射台、制御システムなどの改良も急ピッチで進み、1957年に全長約6メートル、重量378キロの「K-4型」ロケット打ち上げに成功しました。
「K-4型」ロケットは高度45,000メートルに到達。地球で積み込んだガイガーカウンターで宇宙空間の放射線量を計測しました。
秋田県のロケット発射場は1962年5月まで利用され、79機の実験が行われました。現在、日本海に面した実験場跡地にひっそりと記念碑が建っています。
1957年9月20日の日経平均株価終値は
531円17銭
算出開始後「9月20日」の日経平均株価は前日比で
値上がり:22回
値下がり:28回
トウシル編集チーム
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