東京証券取引所に「市場第二部」誕生

東証二部,トウシル
(画像=トウシル)

今から57年前の1961年10月2日、東京証券取引所に「二部市場」が誕生しました。株式上場のハードルを下げ、成長が見込まれる企業に資金調達の場を提供するのが狙いです。

戦後4年経った1949年の東証再開時、上場企業は225社でした。戦前からのいわゆる名門企業ばかりでした。

しかし、経済が高度成長路線に乗るにつれて、株式による資金調達を希望する企業が増えてきました。政府も、企業が銀行を介さずに投資家から資金を集める「直接金融」を支援する方針に傾き、新たに二部市場が創設されました。

現在の上場銘柄数は一部市場が2,110、二部市場が503。二部市場に上場するには株主数800以上、時価総額20億円以上などの条件が必要です。二部上場企業が成長して一部市場銘柄に昇格するケースもあります。一方、債務超過のために、一部上場から二部上場に事実上「降格」されることもあります。

1961年10月2日の日経平均株価終値は

1,486円52銭

算出開始後「10月2日」の日経平均株価は前日比で

値上がり:29回
値下がり:25回

トウシル編集チーム
楽天証券
楽天証券の投資情報メディア「トウシル」を運営しています。トウシルのテーマは「お金と投資をもっと身近に」です。投資は、お金に振り回されないためにできることのひとつ。でも、リスクもありますし、むずかしくもあります。トウシルでは、みなさんが投資に対してお持ちの疑問や不安を減らし、投資へのハードルをさげるためのコンテンツを提供します。

(提供=トウシル

【みんな最初は初心者!】 10月4日は投資(トウシ)の日!みんなの投資デビュー物語
【優待名人・桐谷広人】超カンタン![桐谷式]株主優待のはじめ方と銘柄セレクト術
【ムダな損を減らそう】投資で失敗しないために破ってはいけないルール
【じぶん年金】iDeCo(イデコ)って何?節税メリットと注意点を総ざらい
【カリスマ優待主婦が厳選!】10月、11月のお宝優待株