今年の取引もわずかとなりました。そこで今年を振り返ってみると日経平均は1月に24,000円台を回復したものの、1月下旬から調整色を強め3月下旬には終値で20,600円台まで下落しました。その後持ち直した日経平均は10月に再び24,000円台を回復しおよそ27年ぶりの高値を付けましたが、その後再び調整となると12月20日には20,300円台まで下落し年初来安値を付けています。
このように冴えない展開が続く株式市場ですが、今回は来年に向けて期待が持てそうな銘柄を取り上げてみました。具体的には強気(強気とやや強気の合計)評価の割合が8割以上で、かつ目標株価コンセンサスが株価を3割以上上回る銘柄をピックアップしています。例えばソニー(6758)では強気が8割強となっているうえ、目標株価コンセンサスが株価を5割近く上回っています。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト
【関連リンク マネックス証券より】
・賢明な投資家は市場の行き過ぎを利用して利益をあげる
・大荒れの日米金融政策:反転のタイミングは?
・年明け相場に期待
・重要イベント通過であく抜けとなるか 中国の中央経済工作会議にも注目
・円のロング解消しショートに転換 ロングは唯一スウェーデン・クローナのみに