1月決算企業や7月決算企業は数が限られることから1月に権利が確定する株主優待銘柄も決して多くありません。しかし、1月の優待銘柄のなかからもお米やクオカード、図書カード、自社製品、優待券といった定番の優待制度をみつけることができます。そしてこうした優待を比較的馴染みのある銘柄から探すことができます。

投資のヒント
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例えば、新米の魚沼産コシヒカリを優待品としている積水ハウス(1928)や、図書カードを優待品としている稲葉製作所(3421)、自社のドリンク類などを優待品としているダイドーグループホールディングス(2590)などがあります。その他にも優待券ではモロゾフ(2217)や鳥貴族(3193)、東京ドーム(9681)などがあり、どれも広く名前の知られた企業だといえます。なお、取り上げた銘柄の権利付き最終売買日はダイドーグループホールディングスが15日で、その他の銘柄が28日です。

1月の主な株主優待銘柄
(画像=マネックス証券)

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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