昨年の10月下旬からスタートした3月決算企業の中間決算発表も11月中旬に終了となりましたが、折り返し地点の中間決算ということもあって通期の業績予想を上方修正する企業も少なからずみられました。そしてそうした銘柄のなかには上方修正で最高益更新の可能性がさらに高まった銘柄もみられます。
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(画像=PIXTA)
そこで今回はそうした3月決算銘柄のなかから一桁増益ながら上方修正で最高益更新の確度が一段と高まったものをピックアップしてみました。例えば明治ホールディングス(2269)では上方修正で営業利益が初めて1000億円超えとなりそうで、7%近い増益で前期に続いて最高益を更新する見込みとなっています。
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(画像=マネックス証券)
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト
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