インカム、キャピタル、為替のトリプル利益が狙える「有望な地域」とは?
(画像=プロパティアクセス)

投資をするからには利益をあげたい。利益があがる(値上がりする)投資先はどのように見つければいいのだろうか。ひとつのヒントが「人口動態」だ。

人口動態と経済の関係

人口と経済はどのような関係があるのだろうか。一般的に人口の増加は、経済の成長につながると考えられている。人が増えれば衣食住の需要が高まり、消費も増えるからだ。特に若年層の増加は生産力を高めることにもなるので、より一層、経済成長につながりやすい。

一寸先は闇ではあるものの、人口動態予測は比較的に的中率が高いと言われている。人口が増える国は堅調に経済成長し、資産価格や賃料の値上がりが期待できそうだ。

向こう30年以上、人口ボーナスが続く有望国は?

それでは、これから人口ボーナス期(労働人口が増える期間)が続く国はどこだろうか。残念ながら日本は世界で最も少子高齢化が進んでいる国であり、人口動態の観点からは有望とは言えない。

そのようななか、ジェトロによるとASEAN全体の人口ボーナス期は2041年までと中国よりも長期に継続する。特に目を引くのが2050年まで人口ボーナス期が続くマレーシアだ。向こう30年以上に渡って労働人口が増え続けるので、中長期的な視点で考えれば、マレーシア経済のさらなる発展の可能性は極めて高い。

アスコットが手がける高級ホテルコンドミニアム

マレーシア経済の中心は、やはり首都のクアラルンプールだ。そのクアラルンプール中心地に今、ファイブスターブランドの高級ホテルコンドミニアムが建設されている。手がけるのは世界的な知名度を誇るシンガポール最大手開発会社キャピタランドの子会社アスコット。日本では東京・大手町に「アスコット丸の内東京」というサービスレジデンスを開業しており、正規客室料金の場合、最低でも1泊6万円ほどかかる超高級ホテルだ。

インカム、キャピタル、為替のトリプル利益が狙える「有望な地域」とは?
(画像=プロパティアクセス)

3つのタワーと商業施設が集積する大規模プロジェクトである。このような新興国での開発プロジェクトは途中で計画が頓挫しないかと心配だが、既に3棟とも上棟しており、デベロッパーとしても既に1棟目と2棟目が概ね完売したことで資金回収が済んでいる。むしろ3棟目は予定よりも早く建設が進んでいるとのことだ。

また同社は、虎ノ門の超高級ホテル「アンダーズ東京」で行われた「Japan International Property Awards 2018」にて、最優秀高層コンドミニアムと最優秀ホテルコンドミニアムの2部門で受賞、日本人の不動産専門家からも評価されている。日本人でもこのホテルコンドミニアムを購入することが可能だ。

3年間は利回り6%を保証 中長期的にはキャピタルゲインも

購入後3年間は表面利回り6%が保証されている。4年目以降は利益シェア型に移行するが、ホテル運営が軌道に乗ることもあり6%超の利回りが期待できるという。また、マレーシアの不動産価格は安定上昇を続けている。前述の経済成長の観点からも、中長期的にはキャピタルゲインも期待できるかもしれない。

インカム、キャピタル、為替のトリプル利益が狙える「有望な地域」とは?
(画像=プロパティアクセス)

マレーシアは外国人にも土地の保有を認めているおり(金額条件あり)、同物件は土地の区分所有権を持つことができる。現地語で完結されてしまう他ASEAN諸国に比べ、マレーシアは英語圏なので、日本人にとっても比較的コミュニケーションや書類の確認などもしやすい。また、購入者は2年間で14日間(1年で7日間)無料でホテルを利用できる権利がもらえる。

マレーシアリンギット建てなので為替リスクはあるものの、対円レートは2014年11月に34円台をつけたあと現在は27円台まで円高リンギット安が進んでおり、日本人からすると買い時とも言える。気になる価格は約5,000万円~14,070万円だ(1リンギット=約27円で計算)。

賃料、値上がり益、為替差益のトリプルメリットを

人口動態という信頼性の高いファクトに支えられ、中長期的な経済成長が確実視されるマレーシア。その中心地クアラルンプールに区分所有を持つことによって、インカムゲイン(賃料)、キャピタルゲイン(値上がり益)、為替差益のトリプルメリットを狙ってみてはいかがだろうか。