株式投資では株価の値上がりに関心が向かいやすいといえますが、株式投資には配当や株主優待といった魅力もあります。そこで今回は4月の高配当利回り銘柄を取り上げてみました。本決算を迎える4月決算銘柄、中間決算の10月決算銘柄は企業数が限られることから、4月は高配当利回り銘柄も決して多いとはいえません。しかし、魅力的な配当利回り銘柄を幾つかみつけることができます。

投資のヒント
(画像=PIXTA)

そこで今回は4月本決算銘柄と中間配当を実施予定の10月決算銘柄のなかから配当利回りが1.5%以上のものをピックアップしてみました。そのなかには日本ハウスホールディングス(1873)のように配当利回りが4%を超えるものがあるほか、東建コーポレーション(1766)やファースト住建(8917)、学情(2301)のように配当利回りが3%以上のものもあります。なお、取り上げた銘柄の権利付き最終売買日は4月23日です。

配当利回り1.5%以上の4月・10月決算銘柄
(画像=マネックス証券)

もう一つのヒント

●明日と明後日の決算発表スケジュールは

今週から3月決算企業の本決算発表がスタートします。明日に決算発表を行う企業はまだ限られますが、日本電産(6594)が決算を発表する予定で注目を集めそうです。また、明後日は決算発表を行う企業も徐々に増えてきます。そうしたなかで日立建機(6305)やファナック(6954)などが決算を発表する予定です。

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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