4月下旬からスタートした3月決算企業の第3四半期決算発表も今月中旬に終了しましたが、4月中に一足早く決算を発表した銘柄ではアナリストによる業績や目標株価の見直しも随分と進んだと思われます。そこで今回は4月25日に決算を発表したTOPIX500採用の3月期決算銘柄を対象に決算後に複数の目標株価の引き上げがみられるもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

投資のヒント
(画像=PIXTA)

そのなかでも目標株価の引き上げが目立ったのがアドバンテスト(6857)で決算発表後に6社が目標株価を引き上げています。また、ネットワンシステムズ(7518)でも5社が目標株価を引き上げたほか、富士電機(6504)では4社が、そしてZOZO(3092)とオリエンタルランド(4661)、日立ハイテクノロジーズ(8036)でも決算発表後に3社が目標株価を引きあげています。

決算発表後に2社以上が目標株価を引き上げた3月決算銘柄
(画像=マネックス証券)

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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