株式投資では株価の値上がりに関心が向かいやすいといえますが、株式投資には配当や株主優待といった魅力もあります。5月決算の銘柄は限られることから高配当利回り銘柄も決して多いとはいえません。しかし、魅力的な配当利回りの銘柄を幾つかみつけることもできます。そこで今回は配当利回りが2%以上の5月末決算銘柄を取り上げてみました。
そのなかには配当利回りが4%を超えるものもあります。例えばインテリックス(8940)やタマホーム(1419)、ファーストコーポレーション(1430)の配当利回りは4%台半ばで、ファーストコーポレーションは期末一括配当となっています。また、日本国土開発(1887)やミチタ産業(3321)、三光合成(7888)、佐鳥電機(7420)の配当利回りも4%台前半で、日本国土開発も期末一括配当です。なお、取り上げた銘柄の権利付き最終売買日は5月28日です。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト
【関連リンク マネックス証券より】
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