つみたてNISAは目的によって運用プランが大きく変わるため、アドバイスがほしい人もいるだろう。ネット証券大手のSBI証券は豊富なサービスを提供しているが、特につみたてNISAのシミュレーションは幅広い顧客が参考にできるものだ。

つみたてNISAは様々な目的に応じて利用しやすい

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(画像=create jobs 51/Shutterstock.com)

つみたてNISAは長期・積立・分散投資の支援を目的とした運用益が最長20年間非課税になる制度だ。よく比較される制度としてiDeCoがある。iDeCoも税金が優遇されており長期の資産形成に適している。両方とも利用者にとってメリットは高いが、使いやすさではつみたてNISAのほうが上だろう。

iDeCoは1度加入すると原則として途中解約はできず、引き出しできるのは60歳以降だ。この特徴から、iDeCoは基本的に老後資金準備が目的となる。一方、つみたてNISAは引出制限がなく好きなときに現金化できるため様々な目的に応じて利用しやすい。iDeCoよりつみたてNISAのほうが利用のハードルは低いと言える。

金融機関の中には、今まで取り込めていなかった投資初心者や若年層へのアプローチツールとしてつみたてNISAを活用するところもある。中でもSBI証券はつみたてNISAに注力する金融機関の1つだ。

SBI証券のつみたてNISAはサービスが充実

SBI証券は幅広い顧客ニーズに応えるためにサービス全般を充実させているネット証券会社だ。つみたてNISAにおいても多彩なサービスを提供している。つみたてNISAの取り扱い商品数は業界No.1であり選択肢の多さは申し分ない。積立頻度についても毎日・毎週・毎月と3種類の方法を用意しているのはSBI証券のみだ。

便利なサポートツールが充実しているのも特徴だ。例えば「カートつみたて」機能は利用状況がひと目で分かったり複数銘柄の積立設定が一括でできたりするツールだ。スマホ向けには「かんたん積立アプリ」を提供しており、運用状況をいつでも確認できるだけでなく、リスク許容度に合わせた積立スタイルの提案も行ってくれる。

その他にも、つみたてNISAの利用目的から投資スタイルや資産配分をシミュレーションできる専用サービスを提供している。

SBI証券のつみたてNISAシミュレーションは投資目的から運用プランを選べる

SBI証券のつみたてNISAシミュレーションは、単に投資資金が将来いくら増えるかを示すだけではない。つみたてNISAの利用目的に合わせて最適な運用プランを提案してくれるのだ。選択できる運用目的は全部で14個ある。

・結婚
・マイカー購入
・マイホーム購入の頭金
・出産
・子どもの小学校学費
・子どもの中学、高校の学費
・年に1度の海外旅行
・急な出費
・家のリフォーム
・子どもの大学入学金、学費
・親の介護費用
・夫婦で年に1度の家族旅行
・退職後の生活
・配偶者の死亡(葬式費用)

これらの目的から1つ以上を選択すると具体的な運用プランが表示される。運用プランの項目は、「目標金額」、「運用期間」、「毎月の積立金額」、「期待リターン」4つだ。初期状態では運用目的達成に必要とされる一般的な目標金額と数値が設定されている。目標に対する達成見込み金額も表示され、自分で数値を変更して運用プランを調整できる。

具体的な資産配分イメージも提案してくれるため、初心者をはじめ多くの人が参考にできるはずだ。結果に合った銘柄の確認もでき、最終的な商品選びまでサポートしてくれる。自分で資産配分から考えるのは大変だが、こうしたシミュレーションは手間もかからないため1度試してみるのもいいだろう。

つみたてNISAはシミュレーション結果だけに頼らず検討したい

つみたてNISAの目的に合わせて運用プランを考えることは誰にでもできることではない。特に初心者は簡単にシミュレーションできるツールなどがあれば、どんどん活用していくべきだ。ただし機械的なシミュレーションは簡易的な結果を提示するものであり、その結果だけが正解というわけではない。つみたてNISAのように長期的な運用を計画する場合、ライフプランにも関わることが多い。人によっては必要に応じて専門家のアドバイスを求めることを検討してもいいだろう。

文・國村功志(資産形成FP)/MONEY TIMES

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