4月下旬からスタートした3月決算企業の本決算発表も5月中旬に終了しましたが、日本経済新聞の集計によると前期は自動車や機械などの製造業の苦戦が目立ち純利益が小幅ながら3期ぶりの減益となってしまいました。しかし、こうしたなかでも健闘し前期に過去最高益を更新した銘柄もあります。
そしてそうした銘柄のなかに売上高も過去最高となったものもみられます。そこで今回はTOPIX100採用銘柄の大型株の3月決算企業のなかから売上高と営業利益が前期にともに最高となった銘柄をピックアップしてみました。例えば信越化学工業(4063)と東京エレクトロン(8035)では売上高と営業利益がともに前期比で二桁の高い伸びを示し過去最高となっています。
金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト
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