「不動産投資に関心があるけれど、どのように勉強すればいいか分からない」「不動産投資はある程度年をとって資産ができてから始めるものでは?」と考えている人は多いようです。しかし、不動産投資は早いうちに始めるメリットもありますし、また不動産投資について学ぶ方法はたくさんあります。
投資の基本!早く始めたほうがリスクを抑えられる
ひと昔前は「投資」というと、ある程度財産を築いてから取り組むものというイメージが強かったかもしれません。しかし、不動産投資に限らずすべての投資に言えることは、早くから始めたほうがリスクを抑えられるということです。
なぜかというと、投資でリスクを抑える基本は長期投資だからです。短期的な投資では、大きな利益が出る可能性もありますが、同じぐらい損をする可能性もあります。長期投資なら損益のバラツキが抑えられるため、長い目で見ると着実に利益を積み上げることができます。このように、投資は40代や50代になってから始めるよりも、20代など若いうちから始めておいたほうがリスクを抑えられるのです。
特に不動産投資では、投資期間が長いほど多くの家賃収入を得られます。投資期間が生涯で得られる総利益に直結するのです。このような投資の特徴を踏まえ、20代のうちから資産形成に積極的に取り組む人は少なくありません。
不動産投資を学ぶ方法は?メリット・デメリットを解説
不動産投資を成功させる一番の近道は、専門会社をパートナーにして取り組むことです。不動産投資は長期で運用することが一般的なので、ステージに応じて適切なアドバイスをくれる専門家の存在は不可欠なのです。しかし、不動産投資家本人が最低限の知識を身につけておかなければ、専門家の有益なアドバイスを生かせません。そのため、不動産投資を始めるなら基本的な知識は身につけておくようにしましょう。
次に、不動産投資を学ぶ方法とそれぞれのメリット・デメリットについて解説していきます。
勉強というと、まず思い浮かぶのが書籍でしょう。インターネットで最新情報を得ることも大事ですが、基本的なことが体系立てて整理されているのが書籍です。ただし、書籍の情報はネットと比べて速報性が低いため、税制やトレンドの記述がある場合は、それがいつの情報か確認することが大切です。書籍を購入する時は、発行年月日を確認してから選ぶようにしましょう。
不動産投資セミナーに参加することでも、投資について学ぶことができます。セミナーは専門家から直接学べて質問ができること、参加者とのつながりが生まれることなどがメリットです。ただし、セミナーによって質のバラツキがあることや、お金や時間がかかることはデメリットと言えるでしょう。
インターネットサイトや不動産投資家のブログ、メルマガで学ぶ方法もあります。これらのメリットは手軽でお金がかからないこと、実践的な情報が得られることです。ただし、情報の信ぴょう性という点で見劣りするものもあるので、情報を自分で取捨選択することが大切です。
その他にも、DVD教材や投資家コミュニティなど不動産投資を学ぶ方法はたくさんあります。大切なのは、一つの方法に絞るのではなく、いくつかの方法を組み合わせて情報を得ることです。そうすることで自分なりに情報を整理することができるようになるでしょう。
20代は自分に合った投資方法を探す時期
20代で投資を始める最大のメリットは、老後までの時間がたっぷりあることです。1つの投資方法を試して自分に合っていないと感じたとしても、簡単にやり直すことができます。不動産投資に限らず、投資にはそれぞれ特徴や向き・不向きがあります。リスクに挑戦できる20代だからこそ、自分に合った投資方法を探す時期ととらえて、積極的に勉強や投資に励みましょう。
とはいえ、20代は本業が忙しい時期でもあります。「いつか勉強しよう」と考えていては、チャンスを逃しかねません。スキマ時間を見つけて、自分に合う方法でコツコツと勉強し、早めに実践に取り組むことが大切です。
少額でも実際に投資を始めることで、学習意欲が変わったり、自分に向く投資方法がわかったりと、様々なメリットがあります。実践と勉強のバランスをうまく取りながら、資産形成に向けて最初の一歩を踏み出しましょう。(提供:ヴェリタス・インベストメント)