2019年7月18日(木)Market Talkの内容

●年後半の相場展望

これから下期に景気回復というのが徐々に鮮明になってくるだろう。今が底と考える。直近だと6月の工作機械受注が1000億円割れ、前年比でも38%減と非常に大きいマイナスが出ているが、恐らくここがボトムとみてよいのではないか。 また米国では企業の景況感はそれほど悪化していない、雇用は大幅に伸びている、物価も上がり始める兆しがあり、消費もしっかりしている、そしてこの状況で利下げとなると米経済も下期にかけてまた良くなるのではないか。 そうなれば年後半のグローバル景気回復で日本も景気が回復してくる蓋然性は高いと思う。そうなれば日本株も持ち直してくるだろう。

●日経平均は今月中に22,000円に届くでしょうか?

今月中は届かないだろう。来月以降になるのではないか。

●米利下げで円高になるでしょうか?

利下げを織り込んで今の水準なので、実際に利下げが実施されても円高にはならないのではないか。

●米国株投資に投資信託を考えています。何かお勧めはありますか?

まずはコストの安いインデックスファンドに投資するのがよいと思う。

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広木 隆
マネックス証券 チーフ・ストラテジスト

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