1月決算と7月決算の企業は数が限られます。しかし、それでも魅力的な配当利回りの銘柄を幾つかみつけることができます。そこで今回は権利付き最終売買日が来週月曜日に迫っているということもあり7月末決算銘柄と中間配当を実施している1月末決算銘柄のなかから配当利回りが2%以上のものをピックアップしてみました。

投資のヒント
(画像=PIXTA)

そのなかでも特に配当利回りが高いのが1月決算の菱洋エレクトロ(8068)と積水ハウス(1928)で、ともに4%を超える配当利回りとなっています。また、丹青社(9743)も3%余りの利回りとなっています。さらに7月決算で配当利回りが2%台の日本駐車場開発(2353)とサムコ(6387)は期末一括配当となっています。

7月の高配当利回り銘柄
(画像=マネックス証券)

もう一つのヒント

●明日の決算発表スケジュールは

明日の決算発表スケジュールは 3月決算銘柄の第1四半期決算発表が今週に入って徐々に本格化しています。こうしたなか明日はキーエンス(6861)や日東電工(6988)、東京エレクトロン(8035)、NTTドコモ(9437)などが決算を発表する予定です。

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

【関連リンク マネックス証券より】
【臨時開催】広木隆の2019年後半の日米相場展望
業績底入れ期待で株価も上昇局面に入るか
ドルのネット・ロング縮小 円ショートの縮小
日本企業の決算発表に注目
決算発表本格化 4-6月期の数字が悪くても先行き改善期待が台頭するか