7月下旬からスタートした3月決算銘柄の第1四半期決算も先月中旬で終了となりました。したがって8月に入って決算を発表した銘柄でもアナリストによる業績や目標株価の見直しが一通り終わったと思われます。そこで今回は8月1日に決算を発表したTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に決算発表後に2社以上が目標株価を引き上げたもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

投資のヒント
(画像=PIXTA)

そのなかで決算発表後に7社が目標株価を引き上げたのがTIS(3626)と伊藤忠テクノソリューションズ(4739)で、TISは第1四半期の営業利益が4割近い大幅な増益となったことから、伊藤忠テクノソリューションズも第1四半期の営業利益が5割を超す大幅な増益となったことなどから目標株価の引き上げが相次ぎました。また、第1四半期の営業利益が5割余りの増益となったカプコン(9697)でも6社が目標株価を引き上げています。

決算発表後に2社以上が目標株価を引き上げた3月決算銘柄
(画像=マネックス証券)

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

【関連リンク マネックス証券より】
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