そろそろ物件を増やし、不動産投資家としてステップアップしたい‥。とはいえ、借入総額の増える物件の買い増しは躊躇してしまうもの。今回は、物件買い増しのリスクと対策を詳しく解説します。リスクを抑えて買い増しを行い、不動産投資家として成功をつかみましょう。

不動産投資で資産形成する王道!物件買い増しのメリットとは?

不動産投資家,買い増し
(画像=PIXTA)

不動産投資では、1つ以上の物件を所有する状態で、追加で物件を購入することを買い増しといいます。買い増しを成功させれば、雪だるま式に資産を増やしていくことが可能です。

買い増しで一気に資産が増える理由として、複利効果があります。複利効果とは、投資で得られた利益をさらに投資に回すことで、効率的に資産を増やしていくことです。

1つの物件を所有しているだけでは、そこから得られた利益が手元に残るだけで、それ以上の効果は得られません。しかし、1つの物件で得られた利益をもとに再投資し、再投資によって得られた利益をさらに投資に回すという好循環を作ることで、複利効果を得ることができるのです。

複数の物件を保有することで不動産会社との結びつきが強くなり、良い物件を優先的に紹介してもらえたり、より良いサービスを受けることができたりする可能性も挙げられます。

また、一般的には物件を購入する場合には借り入れをすることが多いため、買い増しというと借入総額が大きくなることから、リスクが増えると考える人が多くいます。しかし、逆に物件の買い増しが、空室リスクや災害リスクへのヘッジになるという専門家の見解もあります。

たとえば、投資用ローンを借り入れてワンルームマンション1部屋だけを所有している場合、空室になると途端に家賃収入はゼロになります。すると手元資金を借入返済に充てなければなりません。その点、物件を複数所有していれば同時に空室になる確率は下がります。ただ、空室になってしまうと持ち出しが発生することには変わりないので、大前提として、空室になりにくいエリアの物件を所有することが重要です。

信頼できる専門家に管理を一任するのもひとつの手

複数物件を所有し、労力をかけずに本業以上の収入を確保したい。ゆくゆくは不労所得で悠々自適な生活を送りたい。不動産投資家なら、誰もが一度は夢見たことがあるのではないでしょうか。

物件買い増しの際には、無理のない事業計画かどうかを購入前に十分チェックしましょう。また、最初の買い増しにはいざとなれば手放せる東京圏の物件を選ぶと安心です。仮に空室率が上がりキャッシュフローが悪化した場合も、売却益を返済に充てることができるからです。

また、管理の手間が増えることもリスクといえます。不動産投資を本業として1つの物件を所有している場合、空室率やキャッシュフローはある程度感覚的に把握しておけるでしょう。しかし、複数物件を所有するとなるとそうはいきません。 意識して管理を行わないと、キャッシュフローが悪化してもどこから手をつければいいかわからなくなります。

ましてやサラリーマンと兼業している場合はなおさらです。物件の買い増しをするなら、パートナーとしての信頼できる専門家を見つけ、物件の管理を一任することが賢い選択です。

複数物件を所有する不動産投資家として成功するには、不動産会社との良好な関係は不可欠です。所有している物件の全体を把握したうえで、きちんと情報提供やアドバイスを行ってくれる不動産会社を見つけ、信頼関係を築いておきましょう。

物件の買い増しを成功させ不動産投資家としての成功を手にする

物件の買い増しのリスクを抑える方法は2つです。1つ目は入居率が安定し、売却も容易な東京圏の物件を選ぶこと。2つ目は不動産管理の適切な情報提供・アドバイスをしてくれる信頼できる専門家を見つけておくこと。

この2点を抑えておけば、物件の買い増しを過度に恐れる必要はありません。物件の買い増しに成功すれば、家賃収入が本業の収入を上回ることも出てくるでしょう。投資で成功すると、お金に対する価値観は大きく変わります。

幸せな人生を送るうえで、お金がすべてではありませんが、お金があれば格段に選択肢は増えます。何かあった時、家族や身近な人を守るためにもお金は必要です。早めに資産形成の手立てを講じ、思い描いた通りの人生を実現しましょう。(提供:マンション経営ラウンジ

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