2019年10月2日13時過ぎに井口喜雄さんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

昨日1日(火)に発表された米ISM製造業景気指数は47.8と前月の49.1からさらに悪化し2009年以来の低水準となった。市場予想の50.1からも大幅に悪化したことで米ドル/円は108.40円付近から107.70円付近まで急落している。ISMがネガティブサプライズになったことで今月末に行われるFOMCでは連続利下げ確率が急上昇しており、今後予定されている米経済指標は重みを増すだろう。そうした中、週末にかけて本日2日(水)は米ADP雇用統計、明日3日(木)は米ISM非製造業景況指数、明後日4日(金)は米雇用統計と重要指標が続くだけに神経質な展開となりそうだ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

一瞬目を疑うほど悪化したISMによって、今月末のFOMCでは現状維持(利下げなし)を予想していたが、わからなくなってきた。また、トランプ米大統領がISMの結果を追随するようにFRBに対してツイッターで連続利下げを要求していることも利下げ期待を後押ししそうだ。これで催促相場が始まり、マーケットが今月の利下げ確率をある程度まで織り込んでしまうと、FRBとして本意ではないにしても利下げせざるを得ないといった展開もありそうだ。ただ、米ドル/円は下値警戒姿勢を幾分強めておく必要はありそうだが、週末に米雇用統計を控えていることもあり、現段階では積極的に売り進むには疑問が残る。まず、本日2日(水)は米ADP雇用統計と、ウィリアムズNY連銀総裁発言からあしもとのファンダメンタルとFOMCメンバーのスタンスを確認しておきたい。

井口喜雄
トレイダーズ証券市場部ディーリング課。認定テクニカルアナリスト。1998年より金融機関に従事し、ディーリング業務に携わる。2009年からみんなのFXに在籍し、ドル円や欧州主要通貨を主戦場にディーリング業務を行う。ファンダメンタルズからみた為替分析に精通してるほか、テクニカルを利用した短期予測にも定評がある。月刊 FX攻略.comで「現役為替ディーラーが本音で語る”Dealer’s EYE”」を連載中。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。