2019年11月19日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
主要通貨に関しては、米中貿易協議の行方次第で上下するため、現在は非常にやりづらい状況だ。昨日18日(月)は中国側から合意について悲観的なコメントがあり、それを受けて米ドル/円が下落した。それ以外でいえば、注目されるのはポンドだろう。英国の選挙はまだ先だが、おそらく保守党が順当に勝利すると思われる。その場合、ジョンソン英首相の離脱案でブレグジットが実現しそうだ。そうなると、ポンドが上がると予想している金融機関が多いが、それを織り込む形でポンドがじわっと上昇してくるだろう。
現在の為替相場の戦略やスタンス
現在、米ドル/円の方向性がわかりづらいため、取引をするなら英ポンド/米ドル、もしくはユーロ/英ポンド辺り。特にユーロ/英ポンドでのユーロ下落、ポンド上昇だろう。ユーロ/英ポンドは0.8500ポンドからもう少し下を目指す展開を想定している。
志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。