10月から12月頭にかけて、紅葉を楽しめる季節がやってきます。紅葉は今や日本人だけでなく、海外の観光客からも注目を集めています。今年は紅葉を見にどこへ行こうか、考えている人も多いでしょう。紅葉狩りにぴったりなおすすめスポットと、美しさを共有するための、紅葉写真のテクニックについて解説します。

外国人も注目する日本の「紅葉」

紅葉,フォトジェニック
(画像=Travel mania/Shutterstock.com)

10月から11月にかけては、紅葉が美しい季節になります。今や、紅葉は日本人だけにとどまらず、世界の人々からも注目されるコンテンツになっています。実際、旅行会社なども、海外に向け紅葉のプロモーションを行ったり、訪日外国人向けの紅葉バスツアーなどを展開しており、10月、11月の訪日外国人客数は、2015年から年々増加傾向にあります。

今や、紅葉は桜などと合わせて、立派な観光資産となっています。紅葉を美しいと思う感性は、日本も外国も変わらないのです。

紅葉狩りのおすすめスポット5選

では、今年の紅葉狩り、どういった場所がおすすめなのでしょうか。具体的な場所を紹介します。

河口湖

都心からほど近い河口湖は、四季を通じて人気がある観光スポットですが、11月にもみじ祭りが開催されるなど、秋の紅葉にも非常に定評があります。河口湖畔の富士山と紅葉が同時に楽しめる場所や、約150メートルのもみじが続く「もみじ回廊」が特に人気のスポットです。

高尾山

高尾山は、都心から約40分で、紅葉が楽しめるスポットです。ミシュランでは三つ星を獲得しており、外国人からも非常に人気が高い観光スポットです。寺社仏閣や、紅葉、ハイキングを楽しむことができ、山頂からは関東平野を眺めることができます。

伊香保温泉

伊香保温泉は、群馬にある温泉街です。寒暖の差が激しく、カエデやクヌギ、モミジなどがひときわ鮮やかに色づくのが特徴です。特に「河鹿橋」の紅葉は有名で、10月から11月にかけて、ライトアップが行われます。

京都

紅葉の時期の京都は、1年の中でももっとも人が集まるシーズンになります。歴史的な寺社仏閣と紅葉の組み合わせは、まさに日本文化の美を表現しているといえるでしょう。特に高台寺や北野天満宮などの紅葉が人気のスポットになります。

神宮外苑

都心随一の紅葉スポットが、神宮外苑のイチョウ並木です。イチョウ並木には146本ものイチョウが植えられており、まさに都心のオアシスだと言えるでしょう。11月にはいちょう祭りも行われ、多くの観光客でにぎわいます。

紅葉写真を美しくとるためのポイントは?

せっかく紅葉を見に行ったら、その美しさをよりきれいな形で残しておきたいですよね。写真を撮る際の、ちょっとしたコツについても、こちらで紹介しましょう。

光の向きを意識する

日中の光源である太陽の向きを意識することで、写真をより美しく撮ることができます。順光の場合は色鮮やかで自然に近い写真を撮ることができます。一方、サイドからの光の場合は、立体感が強調されるなどの利点があります。状況に応じてとる位置を考えると良いでしょう。

ホワイトバランスを考える

白の色補正を行う「ホワイトバランス」も紅葉を撮影する上では重要です。例えば外が曇りの場合は、ホワイトバランスを「曇り」にすると、背景がより白く、自然な仕上がりになります。天候や状況によって使い分けてみましょう。

望遠レンズと広角レンズを使い分ける

望遠レンズは被写体の背景を大きくボカしたり、印象的な部分を引き寄せたりして撮影することができます。一方、広角レンズの場合は、広い範囲にピントを合わせられるため、遠近感や高さを強調できます。使い分けることで、同じ景色でも、違った写真を撮れるようになります。

2019年も、日本のさまざまなエリアで紅葉を楽しむことができます。また、カメラについても、少しコツをつかめば、より美しく紅葉を写真に残せるでしょう。秋の行楽シーズン、カメラを持って紅葉狩りに出かけてみてはいかがでしょうか。(提供:JPRIME


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