「ファミリーで行くならフルーツ!」と思っている人も多いのですが、巷ではいま「キノコ狩り」も人気。珍しい名産キノコやとれたてのキノコを用いた料理に舌鼓を打つのも、秋ならではの楽しみ方です。キノコ狩りの魅力やキノコ狩りの値段感、採れるキノコの種類などを紹介します。
キノコ狩りの魅力とは?
秋の行楽シーズンになると、マツタケやシイタケ、ナメコなどのキノコ狩りに出掛ける人も少なくないでしょう。旬で新鮮な食材を味わうことは「食欲の秋」を楽しむ何よりのアクティビティと言えるのではないでしょうか。
しかし、本格的なキノコ狩りは、キノコの知識が豊富でキノコ狩りの経験も多いプロと一緒で無ければ難しいのが現実です。キノコによっては、生えている場所が険しく怪我等の危険性がある、人体に有害な成分を含んでいるものなどがあるため、安全かつ、食べられるものだけを取り扱っているキノコ園がオススメです。キノコ狩りを楽しむ多くの家族連れや友人グループが、全国各地のキノコ園などで開催されている「キノコ狩り体験」などに参加しています。
実際のキノコ狩り体験ってどんなもの?値段感はどれくらい?
関東周辺だけでもキノコ狩りができるさまざまなスポットが存在します。例えば、東京都であれば「中沼きのこ園」(青梅市)、千葉県であれば「佐倉きのこ園」(佐倉市)、神奈川県であれば「きのこ苑お山のたいしょう」(小田原市)、埼玉県であれば「小松沢レジャー農園」(横瀬町)といった具合です。
中沼きのこ園では「シイタケのもぎ取り」(予約制)が体験でき、収穫したシイタケを炭火焼きで味わうこともできます。この施設では、綺麗な環境で育った原木を使ってシイタケを育てており、自然栽培とも合わせて、大ヒラタケやトンビマイタケ、マイタケ、ヒラタケ、ナメコなども収穫できるようです。
入園料は大人が200円、子供が100円で、園内でキノコ狩りをして収穫したキノコは100グラム300円(税別)で自宅に持ち帰ることが可能です。公式サイト「http://u-kinoko.jp」ではキノコの情報が定期的に更新されているので、見てみてはいかがでしょうか。
佐倉きのこ園ではシイタケ狩りのほか、「キクラゲ狩り」を楽しむことができます。ハウスの中で育てているため雨の日でも安心して楽しめることが特徴で、収穫したキクラゲはホイル焼きなどにして園内のバーベキュー施設ですぐ食べることができるのも魅力です。
佐倉きのこ園は入園無料で、採ったキノコを100グラムあたりの価格で購入する形となります。シイタケもキクラゲも2019年10月時点では100グラムあたり220円(税別)のようです。
いずれも、天候や年によってキノコの生産量や大きさが違うこともあるため、公式ホームページをチェックすることをオススメします。
採れるキノコの種類は?キノコ料理も楽しめる?
キノコ狩り体験ではその施設によって、定番のシイタケのほか、マツタケやエリンギ、ナメコ、エノキなど、それぞれ採ることができるキノコが異なります。そのため、狙っているキノコがある場合は事前に調べて行くのが良いでしょう。時期によって採れるキノコが異なることもあります。
キノコ狩りの体験施設によっては、採ったキノコをすぐ食べることができるような設備が用意されています。
シンプルにバーベキューにして食べたり、天ぷらにして食べたり、キノコ鍋にして食べたりと、施設によってコンセプトは異なります。またマツタケ狩りの場合は少し贅沢にすき焼きが用意されている体験ツアーなどもあります。
中には、お子様などキノコが苦手だった、という人も自分で収穫し、採りたてを食べることによってキノコの美味しさに目覚めた、なんてこともあるかもしれません。
とれたてで、新鮮な食材をすぐ調理して食べられることは、体験としても贅沢な気持ちになるでしょう。
日頃の疲れからのリフレッシュにも最高
キノコ狩りの体験施設によっては、いちごやみかんなどの果物狩りも楽しめる施設もあります。キノコを楽しんだ後に、デザートとして果物もいただくのもオススメです。大自然に囲まれた中でのキノコ狩りで、日頃の疲れからリフレッシュする、家族や友人同士で楽しむなど、様々な体験ができる絶好のアクティビティです。体験したことが無い人は、この秋に一度足を運んでみてはいかがですか?(提供:JPRIME)
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