10月下旬からスタートした3月決算銘柄の上期決算も先月中旬で終了となりましたが、10月中に一足早く決算を発表した銘柄ではアナリストによる業績や目標株価の見直しも一通り終わったと思われます。そこで今回は10月29日に決算を発表したTOPIX500採用の3月決算銘柄を対象に決算発表後に複数の目標株価の引き上げがみられるもの(足元の株価を上回るもののみ対象)をピックアップしてみました。

投資のヒント
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そのなかでも目標株価の引き上げが特に目立ったのが富士通(6702)で、営業利益の通期見通しを上方修正し減益予想が一転して増益予想となったことなどから決算発表後に7社が目標株価を引き上げています。また、NTTドコモ(9437)でも7社が目標株価を引き上げたほか、上期の営業利益が増益を確保したHOYA(7741)でも決算発表後に6社が目標株価を引き上げています。

決算発表後に2社以上が目標株価を引き上げた3月決算銘柄
(画像=マネックス証券)

金山敏之(かなやま・としゆき)
マネックス証券 シニア・マーケットアナリスト

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